本・花・鳥(ほん・か・どり)

本とか植物とか野鳥とか音楽とか

銀輪

2月6日の長い影&今日の独り言

帰宅時の日没間際に。 2021年2月15日の独り言 午前中はそこそこの雨、午後になって土砂降りに。そして青空もわずかに見えたりまた降ったり夕陽が出たり、目まぐるしい天候だった。 日経平均は3万円台だが、保有株はわずかのダウン。こういう一進一退を繰り返…

三連休中日のおたまじゃくしポタリング

ウォーキングやジョギングがいいならポタリングも可だろうと言うことで、貴重な三連休の中日に自転車で近所をひと巡り。 ミニストップでソフトクリームを食べ(イートインは停止しているので外で立ち食い)、自転車通勤路の脇にある湧き水の森が気になってい…

自転車の影&三日間の独り言

数日前の朝方、通勤路の原っぱにて。走る自転車の影を撮ってみたいものだが(BSプレミアム「にっぽん縦断こころ旅」で時々やっている)、無理なので、立ち止まって一枚。カゴが入ってしまった。 2020年1月30日の独り言 亡母が生きていたら新型コロナウィルス…

夕陽のベロスター&二日間の独り言

夕陽を背景に愛車ベロスター(電動なんちゃってクロスバイク)を撮ってみた(笑)。 2019年11月9日の独り言 何度批判されても野次を飛ばすってどういうことなんだろう。性格に問題があるとしか思えない。それと、揶揄罵倒のために何かを例に挙げるって、障害…

虹&今日の独り言

虹は時々見るが、空にアーチ状に見えたというのは初めてかもしれない。近かったのか大きすぎてカメラには収まらず残念。 愛車と虹。 2019年9月25日の独り言 どんな正論でもけんか腰で主張されると引く。 雲の重なる空を見ながら「雲いっぱいの空」「空いっぱ…

電動アシスト自転車 Panasonic ベロスター

片道2km程度の往復の必要があり、原付か電動アシスト自転車かはたまた5万程度のクロスバイクにするか悩んでいた。因みに原付も自転車も40年近くご無沙汰である。 最初バイク屋で聞いてみたところ「2kmだったら原付は勧めない。その程度の走行だとバッテリー…

一昨日の夕景&二日間の独り言

なんだかミラーレスで撮った画像がぼんやりしている感。経年劣化で画質が落ちることがあるのかしらん。 2019年7月27日の独り言 早朝の吹き降りで目が覚め、どうなることかと思ったが日中はわりと治まっていてありがたい。 車内MP3はビーチボーイズ。この時期…

スティグマータ/近藤史恵

ヨーロッパで自転車ロードレースのアシストととして活動する白石誓(チカと呼ばれる)を主人公に、自転車レースにまつわるトラブルをサスペンスフルに綴る人気シリーズの第四弾。ドーピングで自転車レース界を追われたかつてのヒーロー、メネンコがツール・…

キアズマ/近藤史恵

自転車ロードレースのプロ選手がレース中に巻き込まれるトラブルを描くサクリファイスシリーズの一冊だが、登場人物がほんのわずかに重なるだけで、プロの世界ではなく、学生の自転車競技の世界を舞台にした自転車青春小説である。柔道部のしごきで友人が障…

サヴァイヴ/近藤史恵

「サクリファイス」「エデン」に続き、自転車ロードレースの世界を舞台にした小説集。前二作が白石誓(競争を強いられる陸上競技に嫌気が差し、アシストの立場で競技に参加できる自転車に転向した変わり者。アシストとして評価は高い。)を主人公にした長編…

自転車冒険記/竹内真

快作「自転車少年記」の主人公の一人である昇平の息子北斗が本作の主役。小学六年生の北斗は、クリスマスのプレゼントに一人で大阪までツーリングすることを許可して欲しいと切り出す。全行程を数日に分けると、一日あたり(100km)が宇宙までの距離に…

銀輪に花束を/斉藤純

北東北を舞台にした自転車掌編小説集という感じだろうか。、第一部は主人公「彼」の自転車についての思いや、年の離れた友人Y氏についてや、音楽に関するウンチクなどを淡々と綴っていて、特に派手なストーリー展開もない。二部、三部も、多少主人公が変わる…

エデン/近藤史恵

自転車ロードレースでアシストの立場を貫く白石誓(しらいしちかう)を主人公とした「サクリファイス」に続くシリーズ第二弾である。結果ばかりを求められる陸上競技から自転車に転向した誓(愛称はチカ)は、己を捨て石としてエースの優勝を補佐するアシス…

自転車ぎこぎこ/伊藤礼

大学の定年間際になって自転車通勤を始め、すっかりその魅力に取りつかれてしまった著者が自転車であちこち探訪するエッセイ「こぐこぐ自転車」に続く第二弾である。著者の自転車は速く走るためのロードレーサーではなく、クロスバイクだったり、ダホンのフ…

あねチャリ/川西蘭

引きこもりの女子高生が自転車と出会い、立ち直り、女子ケイリン選手として成長する姿を描く自転車青春小説である。早坂凛は、中学時代はバレーボールチームの中心選手で、バレーボール強豪校に進学するが、負傷によりバレーボールをあきらめた末に引きこも…

ぼくとペダルと始まりの旅/ロン・マクラーティ

でぶでぶの自堕落中年男が子供の頃の愛用自転車で走り出す「奇跡の自転車」が改題され、新潮文庫に入ったので再掲。 ロード・アイランド州のイースト・プロビデンスに暮らすスミシー・エイド(43才・126kg)は、昼は単純作業に従事し、夜はビールとジ…

サクリファイス/近藤史恵

自転車ロードレースチーム内の事故の真相を追う青春ミステリーである。主人公の白石誓(ちか)は、かつては将来を嘱望された陸上選手だったが、結果ばかりを追いかける周囲の期待が嫌になり、エースを優勝させるための踏み台の立場もある自転車競技に魅了さ…

ああだこうだ言わんとコーダーブルーム

相変わらず実際には乗らずにネットと紙で自転車を楽しんでいる自分だが、昨今気になるのが[私×自転車]のコーダーブルームというブランドである。 http://www.khodaa-bloom.com/2010/ ↑フラッシュ使いまくり注意 下記はサイトのブランドコンセプトから一部抜…

自転車をめぐる冒険/疋田智・ドロンジョーヌ恩田

自転車ツーキニストという言葉の産みの親であるコラムニスト(本業はプロデューサー)が、あちこに発表した自転車コラムに、妻(サイ)クリスト兼イラストレーターのドロンジョーヌ恩田がツッコミと挿し絵を入れた、実に楽しい自転車本である。「自転車は健…

走ル/羽田圭介 

高校の陸上部に所属する主人公が自転車に乗ってひたすら北へ向かう物語。物置に近所のお兄さんのお下がりのロードバイク(ビアンキ=イタリアの自転車ブランド)があることを思い出した主人公は、子供の頃には乗れなかったビアンキの意外な走りに驚き、八王…

ペダリスト宣言!/齋藤純

ペダリスト宣言!―40歳からの自転車快楽主義 (生活人新書)作者: 斎藤純出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2007/12メディア: 新書 クリック: 5回この商品を含むブログ (7件) を見る自転車乗りであるミステリー作家が、自転車の素晴らしさ、自分の楽し…

銀輪の覇者/斉藤純

昭和9年、東京でのオリンピック開催に向けて、自転車競技のアマチュア化が推し進められている時代に逆行するように、下関から青森までを駆け抜ける、賞金付きの大日本サイクルレースが開催される。実用車のみという参加条件、食わせ者らしい主催者、元選手…

男たちは北へ/風間一輝 

自転車の旅と自衛隊内の謀略が交互に語られる、センチメンタルな傑作ロードミステリー。狂気の自衛隊幹部によるクーデター計画の概要を記した印刷物が、偶然のことから桐沢風太郎(自転車で旅するフリーのグラフィックデザイナー)に拾われる。これを奪回す…

ただマイヨ・ジョーヌのためでなく/ランス・アームストロング

ツール・ド・フランス(http://ja.wikipedia.org/wiki/ツール・ド・フランス)で未踏の7年連続総合優勝の偉業を成し遂げたランス・アームストロングの自伝であり、闘病記であり、ツール・ド・フランス挑戦の記録である(クレジットの著者名にはLance Armstr…

自転車と納豆

以前に「こぐこぐ自転車/伊藤礼」という本をレビューしたことがございます。定年間際の大学教授がふと思い立って自転車通勤を始め、ずっぽり自転車にはまってしまった顛末をユーモラスに綴った自転車エッセイですが、本日、NHK−BS2の「われらサイクル…

こぐこぐ自転車/伊藤礼

大学教授を定年になる頃に自転車通勤を始め、自転車生活にどっぷり浸かってしまった1933年生まれの70代壮年が、東京を縦横に走り、高齢の自転車仲間たちと房総、北海道まで足を伸ばした記録を綴る自転車エッセイ。一日100kmくらいの走行はしてし…

吉田自転車/吉田戦車

漫画家吉田戦車の自転車エッセイ。WEB現代に連載されたものだそうで、ごく短文のエッセイ集である。ロードバイクで峠を攻めると言ったようなガチンコ自転車乗りではなく、チョイ乗り、ポタリング程度だが、それ故の自転車の楽しさというものが味わえる。中年…

自転車少年記/竹内真

無鉄砲で腕白な昇平が4才で初めて自転車に乗れた日、急坂を駆け下りる恐怖と快感にさらされながら草太の家の庭にダイビングしたことから始まる少年・青春小説で、タイトルの通り、二人のそばには常に自転車があるのだった。草太は昇平と対照的におとなしげ…