本・花・鳥(ほん・か・どり)

本とか植物とか野鳥とか音楽とか

2011-01-01から1年間の記事一覧

2011年読了本ベスト10

エミールと探偵たち/エーリヒ・ケストナー http://d.hatena.ne.jp/suijun/20110814/p2小学校時代の愛読書。子供たちが探偵となって泥棒を追い詰めていくまでをユーモラスにスリリングに描いた少年小説の傑作。 世界屠畜紀行/内澤旬子 http://d.hatena.ne.j…

年頭のご挨拶に代えまして

出星前夜/飯嶋和一

島原の乱の推移を多面的な視点から描いた歴史小説である。島原は元々キリシタン大名有馬晴信の領地だったこともあり、住民にもキリシタンが多かったが、江戸幕府のキリシタン弾圧政策によって一応棄教した形になっている。島原の乱が単にキリシタン弾圧への…

出星前夜/飯嶋和一

島原の乱の推移を多面的な視点から描いた歴史小説である。島原は元々キリシタン大名有馬晴信の領地だったこともあり、住民にもキリシタンが多かったが、江戸幕府のキリシタン弾圧政策によって一応棄教した形になっている。島原の乱が単にキリシタン弾圧への…

ヒヨドリ

山にも街にもいるので一向に珍しくないヒヨドリ。探鳥会で、飛ぶ鳥の気配にみんなで一斉にそちらに注目し、「何だヒヨか」と言われるヒヨドリ(笑)。体のでかさで餌の競合するメジロを追いやってしまい、メジロに給餌したい人から疎まれるヒヨドリ(笑)。…

ラジオアナウンサーの高齢化

ラジコを開いたときに、上ちゃん(ニッポン放送の上柳昌彦アナウンサー)の顔が大写しになっていることがあるが、うわ、あの上ちゃんがこんなオジサンになっていたのかと愕然とする(笑)。オールナイトニッポン聴いていた頃にはリスナーの良きアニキという…

バン

バンをここまで間近で見られるのは珍しい体験。クチバシの赤いのと黄色いのがいるのは年齢差だろうか。

ようじんびょう(用心猫)

腕利きなのです。

ホシゴイ

昨日、ミコアイサが入っているという話を聞いたので午前中に近隣の公園へ行ってみたがそれらしい姿は見えなかった。一時的なものだったのか、姿を見せなかっただけなのか、いずれにしてもこういう情報はさっさと生かさなきゃダメだなぁ(←何事にもグズグズの…

黄葉@報国寺

陽光が透ける黄色いカエデがきれいだった。写真を撮りたいのに、うじゃじゃけたカップルが写真の撮りっこをして、なかなか場所を明け渡さず・・・。気遣いのない人間は嫌い!と改めて思った瞬間(笑)。

銀杏@鎌倉報国寺

一週間ほど前の鎌倉報国寺。まだ銀杏が残っていた。ここには藁葺きの鐘撞き堂があり、銀杏を背景になかなかいい風情なのだが、少し遅かった模様・・・。

ボソくん語る。

絵手紙というものに対して以前は懐疑的だった。へたうまの絵に素朴めかした文言を添えるのが何かわざとらしく思えたのだが、あれはあれでいいものなのかもしれないと思うようになってきたのは年齢ゆえか(笑)。写真俳句(略して写俳)という趣味もある。俳…

こころげそう/畠中恵 

しゃばけシリーズで人気の著者による時代小説で、「男女九人お江戸の恋物語」と副題がある。タイトルは、心化粧=「口には言わないが、内心恋いこがれること」という意味だそう。主人公の宇多は岡っ引き長次親分のもとで下っ引きを勤める若者で、ひとが良く…

黄光

葉に透ける陽光が好きなので緑光というジャンルを設けているが、もはや黄光の季節。

落葉

今年も枝々が落葉し、木が潔く本来の姿を見せる季節になった。どうしてこうも裸木の姿に惹かれてしまうのだろう。畏敬していた書評ブロガー屁爆弾女史は昨年「瑞閏さんが落葉の写真を撮る頃には帰ってきたい」とコメントを残して入院され、そのまま不帰の人…

横綱の差し金?

探鳥会のスタッフさんに昆虫類にも大変詳しい方がおられて、道々で見つけた虫を解説してくれる。ウジョウジョしているのはヨコヅナサシガメ(カメムシの一種)の幼虫の由。不気味な様子でもあるのだが、写している参加者が結構多かった。「横綱の差し金」と…

タンゴとテクノの融合

基本的にアコースティックな音楽(ジャズとかクラシックとか民族音楽)と古いポピュラー(ソウルとかファンクとかオールドロックとか)を愛好しているので、打ち込みとかテクノとかリミックスとかは縁がない。聴く音楽の範疇にないのである。先日、The Doobi…

パロール・ジュレと紙屑の都/吉田篤弘

元々ひとつの国であったものが、小さな対立からいくつもの国家に分裂した<離別>後の世界で、凍結される言葉(パロール・ジュレ)の謎を解くべくキノフに送り込まれた紙魚(しみ・本のページの間を這いずりまわり、紙を食害するするダニのごとき虫)の諜報…

ハシボソガラス

カラスを近くで見るとつぶらな目が可愛いし、動作も愛嬌がある。ハシボソガラスは鳴くときに頭を上下するそうだ。 探鳥会でコジュケイが鳴いていた時に聞きなしの話題になった。コジュケイの「ちょっとこい」は有名だが、アメリカではpeople prayと聞きなす…

メジロ

探鳥会の終了間際、コースのすぐ脇の木に止まってくれた。完全にシルエットだが、目の白いのがくっきり確認できる(笑)。

トビ鷹柱@観察会

昨日は四ヶ月ぶりに上郷の探鳥会に参加した(暑かったり、都合が悪かったり、主催がセンターの時は人数が多かったりで、結構休んでしまった(笑))。今シーズン初はアオジ。いずれ飽きるくらいに見られるだろうアオジだが、シーズン当初は嬉しいなぁ。そう…

ふ〜じは〜 に〜っぽんい〜ち〜の〜 やま〜

寒さが進んでくると空気が澄んで、富士の眺望もよくなってくる。今朝、探鳥会へ出かける時に家の近所で。

猫 駐車場にて

なんていうか、この面構えにぐっと来た。 じゃりン子チエの小鉄みたい(笑)。

オイラは海のおとこだぜ〜(雌雄不明)猫

猫@公園

にゃんだお前は!? フェンスの外なので厳密には公園外

三毛子猫?@公園

公園猫では初顔の子猫。三毛猫になるんだろうか。だんだん大きくなります。 はい、ど〜ん!子猫とは思えない貫禄(笑)

ピスタチオ/梨木香歩

主人公は棚というペンネームを持つ40才ほどと思しき女性ライターである(ペンネームを考えているときに、ふいに画家ターナーから思いついたペンネーム)。棚は自然と深く同調していて、ややスピリチュアルに傾倒している感があり、自分のみの周りに起きる事…

チャトラ猫@公園

公園にいたチャトラ。 シャッター押したときに頭グルグル(笑)。

ウミネコ・鴎柱@江ノ島

トビの鷹柱(トビの場合、鷹柱と言っていいのかどうか分からないが)かと思ったら鴎柱だった。

リンさんの小さな子/フィリップ・クローデル 

本好きの交流SNS本カフェhttp://heartgraffiti.sns.fc2.com/にて紹介されていた本。リンさんは、どことは明示されていないがベトナムらしき国から小さな赤ん坊を連れてフランスに上陸した難民である。息子夫婦は戦争で殺され、自分も絶望しきっているが、赤…