2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧
主人公・行島柾人はデパートのトラブルシューターをしている青年で、両親が殺し合いの果てに死亡しており、自分たちに流れる人殺しの血を恐れて妹・木実と離れて暮らしている。妹から結婚を知らせる手紙が届いて喜んだのも束の間、彼女が行方不明になってい…
あざといくらいなどんでん返しが魅力のジェフリー・ディーヴァーによる初の歴史ミステリ。悪辣なギャングだけを標的にする殺し屋ポール・シューマンは、海軍の罠に嵌められ拘束される。ナチス高官の暗殺と引き替えに、前科を帳消しにしてやるというのである…
本日のNHK教育「新・日曜美術館」はアンリ・ルソーを採り上げていた。絵の教育を受けておらず、日曜画家から出発したルソーは、初期の絵画ではボロクソに言われていたようだ。確かに人物のバランスや遠近感のない構成など、とても稚拙な感じがする。番組…
幕末の蝦夷を舞台に、魔物の力を得ようとする怪人たちと、これに対する陰陽師、蝦夷政府の面々等の戦いを描く、時代ファンタジー。フランスから江戸幕府に派遣された士官に化けているサンジェルマン伯爵は、2800年を生き続ける魔人であり、日本にソロモ…
織田信長は実は女であったという設定の架空歴史小説。のっけから斎藤道三との情交場面が描かれていたりする(笑)。父親織田信秀に見込まれ、信長として家を継いだ御長は、女の考え方で世に大平をもたらそうと画策する。長い戦乱の世は、男たちが動乱を楽し…
織田信長は実は女であったという設定の架空歴史小説。のっけから斎藤道三との情交場面が描かれていたりする(笑)。父親織田信秀に見込まれ、信長として家を継いだ御長は、女の考え方で世に大平をもたらそうと画策する。長い戦乱の世は、男たちが動乱を楽し…
回船問屋と薬種屋を営む大店長崎屋の病弱な若旦那一太郎と、愉快な妖(あやかし)たちのやりとりが楽しい時代ファンタジー「しゃばけシリーズ」の五作目は久々の長編である。しかも今回若旦那は旅に出るらしい。どんな珍道中になるものやら・・・(笑)。 湯…
回船問屋と薬種屋を営む大店長崎屋の病弱な若旦那一太郎と、愉快な妖(あやかし)たちのやりとりが楽しい時代ファンタジー「しゃばけシリーズ」の五作目は久々の長編である。しかも今回若旦那は旅に出るらしい。どんな珍道中になるものやら・・・(笑)。 湯…