本・花・鳥(ほん・か・どり)

本とか植物とか野鳥とか音楽とか

2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

茜雲&宵の明星

昨日は季節はずれの入道雲のようなモコモコ雲が見られましたが、4時半頃、夕日に映えてバラ色に輝いていました。茜雲というんでしょうか。左側が不自然なのは、写り込んでしまった電線を補正したからです(汗)。ペイントソフトの「クローンブラシ」は、別…

湯島天神 狛犬

年に一度、東京お茶の水の大学病院にて経過観察を受けている。大体2月末くらいになるため、少し足を伸ばして湯島天神を訪ね、観梅を楽しむのが恒例だが、年によって早すぎたり遅すぎたり、なかなか見頃という訳には行かない。これは今年の写真で、豊後梅と…

夕日

夏に夕日雲を撮影。シルエットになっているのは富士山でもピラミッドでもなく、ビニールハウスの屋根である。mixiの知人(山陽方面在住)が「ビニールハウスならうちの方と変わらないのね」とのたもうた。だって畑に囲まれた地域ですから(笑)。

百年の亡国/海道龍一朗 

「真剣」「乱世疾走」「後北條龍虎伝」など、戦国時代を舞台に熱く痛快な好漢の物語を作風としてきた著者が、どういう訳か、戦後憲法改定に至るまでの現代史ものを書いた。構成は、連合国及びGHQ内の政治取引や占領政策と、内務省法制局の正義感あふれる若き…

NHK新人演芸大賞 落語部門

本日、NHK新人演芸大賞落語部門を放送しており、中堅落語家の芸を楽しんだ。しかしほとんど名前を知らない。立川志ららだけは志らくの弟子と言うことだけ知っていたが、やはり寄席やホールに足を運ばないと、若手の落語家などはほとんど分からないものだ…

カルガモ

鳥見が好きだ。とは言っても、バードウォッチングというような本格的なものではなく、身近な野鳥(ヒヨドリ、ムクドリ、メジロ、オナガなど)を目視で「あぁ、面白いな」と思う程度である。しかるに、中級コンデジを入手してから鳥撮影にも意欲が出てきて、…

ユタと不思議な仲間たち

座敷童子が激写されたそうです(笑)。 http://npn.co.jp/article/detail/94164521/座敷童子で思い出すのでは「ユタと不思議な仲間たち/三浦哲郎」である。東京から転校してきて母親が働いている東北の旅館に暮らすユタ少年は、学校になじめず鬱々としてい…

黄金の王白銀の王/沢村凛

著者の大作「瞳の中の大河」はバーチャルな西洋中世的な世界を舞台にした戦史ファンタジーで、本作も同様の作品だが、舞台は東洋中世的世界である。人名・地名の付け方は、当初中国的ものかと思ったが、むしろ古代日本的なものが感じられ、独特の世界観だ。 …

Will the circle be unbroken

Will the circle be unbrokenはカントリーでもゴスペルでも歌われる名曲である。母親が死んでしまったことを嘆き、しかし家族の絆は切れないであろうことを歌っている。10年ほど前、なぎら健壱がテレビ番組で「永遠の絆」というタイトルで歌っているのを聞…

「を」の位置

芸能ニュースに「○○、警察官を殴り逮捕」という見出しがあったが、当初「○○、警察官殴りを逮捕」となっていた。これだとお手柄ニュースのようだ。「を」がどこにはさまるかで大違い・・・(笑)。

桜のいのち庭のこころ/佐野藤右衛門

桜のいのち庭のこころ作者: 佐野藤右衛門出版社/メーカー: 草思社発売日: 1998/04メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (9件) を見る京都の桜守(さくらもり)佐野藤右衛門氏が桜や庭や来し方を綴った聞き書き。代々仁和寺領の百姓であったも…

十三夜

中秋の名月だけを見るのは片見月と言ってよろしくないそうで、翌月の十三夜の月も見なければならないことになっているらしい。中秋の名月は中国由来の習慣だが、片見月云々は我が国独自の風習だそうである。今年の十三夜月は10月11日だったので、当日、…

パナソニックのデジ○メ?

パナソニックが三洋電機を吸収合併するとか。三洋電機は「デジカメ」という名詞を商標登録しているので、独占的な使用権を持っていると言ってもいいのだろう。ただ、普通名詞としての「デジカメ」についてはとやかく言わない方針だそうで、「○○社のデジカメ…

二人称としての「自分」

福山雅治が出演している缶コーヒーのCMで、筋を通して職場にいられなくなったらしい福山に「自分、不器用だな」と現場の作業員が声を掛ける場面がある。関西人タレントや若い学生が、二人称に「自分」を使うのは何となく分かっているが、共通語(標準語)…

報国寺 庭園

鎌倉の報国寺は竹寺として有名である。200円の拝観料を払うと竹林の中を散策できるが、幽玄な雰囲気を味わえて実に心地よい。この値段なら実にリーズナブルだ。上の画像は竹林の写真としてありがちな構図だが、色合いにもう少し緑っぽさが欲しかった。自…

カレンダー・ボーイ/小路幸也 

小中を共にした同級生二人が同じ大学の教授と事務局長になっており、この二人が、48才の意識を保ったまま小学5年生の自分に戻るタイムスリップを日ごとに繰り返す。そして、3億円事件にからむ同級生の悲劇を繰り返させるまいと奮闘するのである。 大学教授…

石仏と秋海棠

この寫眞は鎌倉の報国寺で写したもの。竹林の庭園で有名だが、順路の途中にあった石仏と秋海棠がいい感じだったので撮影。後ろの方がぼけているので、もう少し被写界深度を深くした方が良かったのかも知れない。明るめに補正してみて気付いたのだが、○○禅門…

腰痛は二足歩行の宿命ではなかった?(笑)

一昨日、NHKスペシャル「病の起源・腰痛」が再放送されており、興味深く観た。 http://www.nhk.or.jp/special/onair/081005.html腰痛は人間が二足歩行を手に入れたことでもたらされた宿命である、という言い方がされてきたが、実は違うらしい。前後左右に…

襲名

人間国宝桂米朝の子息である桂小米朝が米團治を襲名した披露興行の模様をNHK−BSで放送していた。米朝を始め、一門のざこばや南光(枝雀の弟子)、桂春團治、東京から三遊亭圓歌、柳家花禄、林家こぶ平(誰が正蔵などと呼ぶものか(笑))が居並び、祇園…

清佑、ただいま在庄/岩井三四二 

室町幕府下、武士が各地の荘園を横領し始めいる物騒な時代に、聡明で人格も優れているが、経験が少なく頼りない代官が奮闘する様を描いた時代リーガルフィクションという感じだろうか。京の大寺の若い僧侶清佑が代官として荘園に派遣される。徴税と司法が主…