本・花・鳥(ほん・か・どり)

本とか植物とか野鳥とか音楽とか

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

弩/下川博 

南北朝時代の因幡地方、惣村に攻め寄せてくる悪党から村を守ろうと奮闘する農民たちを描いた時代小説である。弩(ど)とは横にした弓を引き絞っておいてフックし、引き金によって発射されるようにした武器で、古代中国から使われ、日本でも出土しているらし…

アカミミガメ@引地川親水公園

縁日で売られているミドリガメを飼い切れなくなり、湖沼や河川に捨てた個体が繁殖しているらしい。「カメデス」と落書きされたカメもこの類と思うが、保護した行政に対し、外来生物だから元のお堀に戻すなという声があるそうだ。アカミミガメは特定外来生物…

センベルビウム属?

園芸店で「イワレンゲ」と表記されて売られていた多肉植物。ベンケイソウ科には違いないだろうが、本当にイワレンゲなのか?実は、以前にこれと同じような植物をブログでイワレンゲと紹介したが、同じMLの多肉植物マニアさんよりセンベルビウム属の巻絹など…

あじさいの里 白鳳庵にて

横浜市瀬谷区にあるあじさいの里 白鳳庵は、個人邸宅の庭をあじさいの開花時期に一般開放している隠れたあじさい名所である。ここに通うようになって三年目だが、行く度に感激する。広大な庭に多数のあじさいが植えられており、まったくどれだけ広いんだと思…

帰還 ゲド戦記4/アーシュラ・K・ル=グウィン

帰還―ゲド戦記〈4〉 (岩波少年文庫)作者: アーシュラ・K.ル=グウィン,マーガレット・チョドス=アーヴィン,Ursula K. Le Guin,清水真砂子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/02/17メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (9件) を…

カルガモ@引地川親水公園

公園内の地上を集団で闊歩するカルガモ。一見可愛いくてユーモラスな風貌だが、何やらKYな感じもする(笑)。

スズメ@引地川親水公園

昨日は朝から雨がなく、チャンスと思って隣市の引地川親水公園へ。時折カワセミが見られるが、さほどに珍しい種類がいるでもない探鳥地である。シジュウカラくらいは見られるかなぁと思っていたが、一応遠くにカワセミを見ることが出来た(色合いがあまり鮮…

世界・わが心の旅 中国 水滸伝・任侠の夢/平岡正明

「世界・わが心の旅」は以前にNHK-BSで放送していた紀行ドキュメンタリーで、著名人が思い入れのある地を訪ね、思索的な旅をするスタイルが興味深かった。この水滸伝の回は見逃したような気がするが、登場した旅人自身が筆を執り、出版物としてもシリーズ化…

がんばれニッポン!@江ノ電江ノ島駅

江ノ電江ノ島駅前の鉄柵には群れ雀のオブジェがあり、今はワールドカップ応援モードの装いをしている(笑)。

トビ@江ノ島

江ノ島にはトビが多い。と言うより、表側には野鳥はトビしかいないのか!(笑)。特に珍しくもない鷹だが、江ノ島で面白いのは、中腹で上昇してくるトビを眺められることである。ピ〜ヒョロロロ〜という鳴き声もなんだか面白悲しくて風情が感じられる。

「気は優しくて力持ち」であれば・・・

相撲界が野球賭博騒動で揺れている(ようだ)。というより、マスコミが大騒ぎしているのか。 薬物のように深刻な社会問題となる訳でもなく、被害者がいる訳でもない。それでも、賭博組織との関わりは、私的な胴元を許さない法律と、「国技」とか「品格」とか…

あじさい@鎌倉・江ノ島

江島神社 鎌倉 成就院 御霊神社(境内を江ノ電が通るので、あじさいと江ノ電の組み合わせが人気だ)

公園猫

アジサイ

関東が梅雨入りし、アジサイが見頃になる季節。城ヶ崎 日向紺青(山アジサイでは一番青みが強い筈なのだが、咲いてみたら赤紫だった。酸度のせいかもしれないが・・・) カシワバアジサイ

西遊記(上・下)/太田辰夫・鳥居久靖訳 

西遊記は子供の頃から大好きで、この翻訳版もおそらく5〜6度目かの再読である。他の翻訳(岩波文庫の中野美代子訳、現代教養文庫の村上知行訳)、平岩弓枝の翻案なども読んだが、やはりこの平凡社版の太田・鳥居訳が一番面白いと思う。漢詩の部分などは意訳…

オオヨシキリ@近隣の遊水地

午前中にちょこっと近隣の遊水地公園へ。大して期待もしていなかったが、ビオトープに先日と同じくオオヨシキリを見ることが出来た。ギョギョシ!ギョギョシ!とさえずるので行々子という別名もあるが、小さな体のわりに大口を精一杯開けて鳴きわめく様子は…

トビ

海辺から市街地郊外まで、どこでも見られるタカ類である。近年、江ノ島鎌倉あたりで行楽客の食べ物をさらっていくと言う警告をよく聞くが、この雑食性がタカ類の中で一番繁栄している理由とか。 江ノ島にて 引地川にて

シジュウカラ

家の周りでもよく見かける可愛い小鳥である。スマートな体型、おしゃれな色合い、ツピピツピピという鳴き声など、すべてが愛らしい(笑)。

ジョウビタキ♀

黒に赤のビビッドカラーな♂に比べて色合いは地味だが、ポテッとした体型に真ん丸な目が可愛いジョウビタキ♀。

スズメ

一番身近なスズメだって野鳥だからやはり可愛いのだ!

メジロ

若草色の可愛らしい小鳥。さえずりも美しく、飼育が出来た時代には鳴き声を競うこともあったとか。早春、梅や桜に蜜を吸いに来る姿をよく見るが、「梅に鶯」というのは実は「梅にメジロ」であるらしい。某修道院庭園にて 大庭城址公園にて 横浜自然観察の森…

カワラヒワ

キジバト

ヤマバトとも呼ばれる。鳴き声はデデポッポ〜。ドバト(カワラバト)よりややレア度が高いが、わりあいどこでも見かけられる。首元のワンポイントがオシャレだ(笑)。

やつがれとチビ/くるねこ大和

くるねこ大和は、ブログに連載していた漫画を単行本化してヒットしている人らしい。あるキーワードで検索していて間違えてヒットしてしまったブログでレビューを見るまで全然知らない人だったのだが・・・(汗)。で、そのブログで激賞されていた「やつがれ…

藁の楯/木内一裕 

ビーバップハイスクールのきうちかずひろが小説家としてもデビューしていたらしい。まぁ、漫画のストーリーを作れる以上、小説だって書けても不思議はない。本書は警視庁警護課のSPを主人公としたポリスアクションである。資産家の孫娘が変質者に虐殺され、…

聞く耳を持たない

「国民が聞く耳を持たない」が連発する演説を聞かされたが、「聞く耳を持たない」は非難するニュアンスが込められている文言のはずで、かの人らしい謙虚さで表現するなら「自分の声を国民に届けることが出来なかった」あたりが穏当ではないだろうか。てなこ…

で・も〜

語尾を伸ばすだらしない喋り方は30年くらい前から一般化していると思うが、テレビなどでよく聞く「で・も〜」「だ・か・ら〜」などの歌うように節を付けて伸ばす語尾がものすごく不愉快だ。年の差結婚をした主婦タレントの話し方が代表的だが、同じ年代の…