本・花・鳥(ほん・か・どり)

本とか植物とか野鳥とか音楽とか

2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

テレコンが欲しい

デジスコに興味が出てきて フィールドスコープは野鳥や天体の観察に使う高倍率の望遠鏡で、デジタルカメラをくくりつけると超望遠撮影が出来るようになります(いわゆるデジスコ)。12倍ズームのデジタルカメラでは遠くの野鳥は中央の一点に写るだけで物足…

スズメはいいけどカラスはね・・・。

昨日、いつものように鳥見散歩。遊休基地内にある林に入ってみるとオナガの群がいた。過去に数回飛んでいるところを見たことがあるが、こんなに間近で見るのは初めてだった(思えば、十数年前にオナガを見たことが野鳥への興味の第一歩かもしれない)。しか…

俳句原理主義者

一昨日、NHK−BS「ニッポン全国俳句日和」の終わりだけを見た。以前にはファックスで寄せられる俳句を有名俳人の選者がその場で採り上げていく番組だったが、今回から模様替えしたようで、選者も、小澤実、片山由美子、星野高士、櫂未知子、夏井いつき、…

天平冥所図会/山之口洋

天平の聖武天皇から称徳天皇の時代、光明皇太后の後宮である紫微中台(しびちゅうだい)の役人葛木連戸主(かつらぎのむらじへぬし)を主人公に、権謀渦巻く朝廷政治のオカルティックな騒動を描いた歴史ファンタジーである。 戸主は世の平穏を願う誠実な小役…

田代島の片耳ジャック

宮城県石巻市田代島(以前は牡鹿町内だったらしい。牡鹿町鮎川は祖母の出身地である)で脱サラして漁師民宿を開いている夫婦をテレビで何度か見たことがあるが、本日はフジテレビのドキュメンタリー番組で「ねこの島便り 〜島民80人 猫100匹〜」と題し、田代…

かつて好きだった作家

読む気にならない作家たちに続き、かつて好きだった作家について(好きだった物故作家を含む)。山本周五郎を除き、どの作家も自分より10年程度年上だが、遊びの精神やおしゃれな不良性が魅力だった。ごくインドアな人間で、いろいろな意味で遊びが下手だ…

プリンパフェ

以前、車でミニストップの前を通るたびに気になっていたのがプリンパフェ。プリンアラモードのような、パフェのような、まったりとこくのある甘味を想像してとても魅力的だったのだが、店頭の看板が消えたので季節限定だったのかとあきらめていた。 http://w…

青空のむこう/アレックス・シアラー

交通事故で死者の世界へ来てしまったハリー(10歳前後と思しき少年)は、姉のエギーと口げんかをした直後に死んでしまったことで、姉に悲惨な思いをさせているに違いないことを悔い、何とか仲直りしたいと考えている。そして、母を捜して150年間死者の…

そろそろ旅に/松井今朝子 

十返舎一九の半生を描いた伝記小説。十返舎一九は元々駿河町奉行所同心の嫡男だが、同心見習いとして出仕しているうちに、赴任してきた奉行である小田切土佐守に親しく接して慕うようになる。そして、土佐守が駿河を離れた後、家を異母弟に譲り、土佐守の後…

ステロイドを求めて彷徨

てテニス肘が再発して一ヶ月半くらいになるが、一向に治る気配がなく、痛みがやわらぎ始めたかと思うとまたぶり返したりで、別の病院へ行くことを決意。現在は使用できないステロイドの代替で治療してくれる病院を求めてさまよい(笑)、少し離れた地域の病…

読む気にならない作家たち

尊敬する書評ブログ「血止め式」エントリーに、ブログのカテゴリ分けについて引用部のような一文がある。 http://d.hatena.ne.jp/hebakudan/20090403/1238718805ところが読書録の積み重ね方ほどその人間の物の見方を察しやすいものはなく、これを一目で分か…

花筏・八重桜

花筏とは桜の花びらが川面に散って流れてゆく様を言い、春の季語にもなっているようです。葉の上に小さな花がぽつんと咲く「ハナイカダ」という植物もありますが、どちらの名前も風流な見立てでございますね。 近隣の八重桜が見頃を迎えつつあります。

チェスト!/登坂恵里香

主人公の吉川隼人は、薩摩伝統剣道の自顕流(示現流とはまた別の「じげんりゅう」らしい)を学ぶ、曲がったことが嫌いな活発な少年(小6)で「嘘をつくな。弱い者をいじめるな。負けるな。」の精神を範としている。しかし水に対する恐怖が強いカナヅチで、…

桜の建長寺

昨日は寺の行事があり、ついでに桜満開の建長寺を散策してきた。実にもう見頃で何とも言えないが、空が曇天で残念だった。桜や紅葉は太陽光線と青空がないと映えない。妙な色気を出し、ホワイトバランスを曇天にしてみたら妙に赤っぽくなってしまった(少し…

スコティッシュフォールド

最近呼んでいた連作ミステリーにスコッティシュフォールドという猫が出てきた。スコットランドで1961年に生まれたスージーという突然変異の垂れ耳猫の子孫を繁殖させた品種だそうだ。健康な子孫を得るためには垂れ耳同士の交配は不可で、垂れ耳と立ち耳…

漢字とハングル

一ヶ月ほど前に書き始めてから放置してしまった文章なので、ネタが古いですがご容赦ください(笑)。 漢字が読めないひとのせいで漢字本がブームだとか、漢字検定協会儲けすぎけしからんとか、理事長は謝りたくないから会見を開かないらしいとか、漢字周辺の…

新・大人の粋/立川談四楼

「落語も出来る文筆業」を標榜する著者が、日刊ゲンダイに執筆した短文エッセイをまとめたもの。江戸しぐさなどもからめ、落語界に伝わった、謙虚さと思いやりのマナーである「粋」についてユーモラスに語っている。亀田問題や、朝青龍と高砂親方との関係な…

久々迷惑猫(笑)

犬を三頭飼いしている家(とてつもなくうるさい)が近所に越してきてからあまり見かけなくなった迷惑猫ですが、先日、こいつが悠然と家の前を歩いていました。門内の犬をからかうように通り過ぎていくこともあります(笑)。うるさくないだけ猫の方がましだ…