本・花・鳥(ほん・か・どり)

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茜雲&宵の明星

昨日は季節はずれの入道雲のようなモコモコ雲が見られましたが、4時半頃、夕日に映えてバラ色に輝いていました。茜雲というんでしょうか。

左側が不自然なのは、写り込んでしまった電線を補正したからです(汗)。ペイントソフトの「クローンブラシ」は、別の部分から吸い上げた色と質感を絵の具にして塗りつぶせる絵筆ですが、他の部分が絵の具に混ざり込んでしまって妙な模様を描くことがあり、今ひとつきれいに仕上がりませんでした。

二枚目は、夕空に星が二つ並んで光っていたのを撮影。片方は「宵の明星」の金星だろうと見当が付きますが、もうひとつが分からず、天文台HPで調べてみたら木星でした。太陽から遠く離れた星がこんなに光って見えるんですな。

木星で思い出すのは「さよならジュピター小松左京」。恒星になり損ねた惑星である木星を太陽化する計画が進んでいるところに、地球に向かって進んでくる小型ブラックホールが発見され、木星ブラックホールにぶつけて地球を救わんとする壮大なSFですが、映画化はコケました(笑)。あの壮大な物語を2時間に縮めてしまおうというのに無理がありましたっけ。

さよならジュピター (上巻) (徳間文庫)
さよならジュピター (下巻) (徳間文庫)