本・花・鳥(ほん・か・どり)

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ソウル駆け足訪問記 の検索結果:

へなちょこ韓国語を実践してみた   ソウル駆け足訪問記17

…ている気がするがどうなんだろう(笑)。子音と母音で構成されているハングルは、終声子音の次の文字が母音だと連音化するし、TやSやPやKの終声子音は次に来る子音によっては鼻音化することもある。この音韻変化の激しさも素人に聞き取りにくい一因であろうと思う。 初歩は分かっても あまり実用にはならなかったが、それでも駅内や街中の表示は分かるし、路線バスにも乗れたし、ハングルが読めるだけでも便利ではあった。もう少し磨きをかけたいものだなぁ。 以上、長々続けてきたソウル駆け足訪問記でした。

羽田、そして家路へ     ソウル駆け足訪問記16

復路の飛行は往路ほど恐い目に遭うこともなく順調。機内食にプルコギが付いていたが、肉の質が良く、わりとあっさり味で美味だった。最後にやっと韓国らしいものを食べられた感。これが美味に感じられるくらいの体調なら現地でも食べられたかなぁ。残念。復路では夕陽に照らされた雲を上から眺めるという至福の時間を過ごすこと出来た。富士山が見えてきたのは名古屋あたりかららしいが、やはり日本のシンボルと言うことで見えて来ると嬉しい。日本海から陸地が見えたのは能登半島あたりだったかもしれない。 バンク…

帰路 ソウル市内〜金浦空港  ソウル駆け足訪問記15

予算の都合と滞在時間の兼ね合いで、往路は成田〜仁川、帰路は金浦〜羽田便を予約していた。成田に夜間着だと家まで帰るのにもう一苦労だが、羽田からなら多摩川をまたげば居住県である。金浦空港へも、来た時と同じく空港鉄道を使えば分かりやすいし速いと思っていたが、91歳翁がなかなか頑固で、世宗ホテルの前から空港行きのバスが出るはずだから何もソウル駅まで行くことなんかないと何度も強く推奨された(笑)。招待してくれたんだし91歳翁の顔を立てなきゃなぁと、致し方なく世宗ホテル前へ行ってみたがバ…

南大門・市場・明洞聖堂 さらばソウル   ソウル駆け足訪問記14

放火により焼け落ちた南大門(崇礼門)は数年前に再建された。 wikipedia:崇礼門放火事件 南大門市場も近いので見てみたかったが、食べ物の匂いとどぶのような匂いが混ざり合い、当時の状態では気持ち悪くなりそうだった。冷たい雨に気分は憂鬱で、ちょっと雨宿りに新世界百貨店に入ってみたが、買いたいような物は何もなく、早々に退去。 ソウルには地下ショッピングセンターが多く、雨の日には便利かもと入ってみた。小店が並んでおり、昔よく歩いた八重洲地下街のような感じがして、ソウルはやはりど…

旧ソウル駅・南大門・貨幣金融博物館   ソウル駆け足訪問記13

南山コル韓屋村(ナムサンコルハノクマウル)を見た後、地下鉄で忠武路駅からソウル駅まで。 余談:ナムサンコルハノクマウルは、ハノクの後にM音の子音ミウムが続くので、ハノンマウルと鼻音化するかもしれない、とふと思った。 ソウル駅の発音は文字通りではソウルヨッだが、母音(ハングルでヤユヨは母音)の前にN音が挿入されることがあり、ソウルのル(Lの感じで発音するリウルパッチム)と流音化してソウルリョッと発音されることがよくある。 旧ソウル駅は植民地時代からある駅で、新駅が出来るまで韓国…

南山コル韓屋村(ナムサンコルハノクマウル) ソウル駆け足訪問記12

ソウル最終日は冷たい雨。前日午前まではいい青空だったが、台風が接近していたのかもしれない。日本で言えば10月中旬くらいの気温になっており、念のために持ってきていた厚手のワークシャツが役に立った。まず明洞へ出て海苔やキムチや菓子の買い物。日本人スタッフのいるスーパーで箱詰めしてもらい送って貰った。そして明洞聖堂を見てみたかったが、頭は見えているのにどうしてもたどり着けない。路地の奥にでもあったのだろうか。 韓国でヒットした菓子がみやげの定番にもなっているということで買ってきたハ…

韓国国立中央博物館 李朝家具 ソウル駆け足訪問記11

博物館で見た李朝家具を掲載し忘れていたので慌てて掲載。 2016年9月13日の独り言 PからDレンジに入れる時に左足でフットブレーキを踏んでおき、アクセルの踏み込みと同時に足を離す。【引用】AT車で坂道発進のポイント ブレーキのリリース前にアクセルを少し踏む http://news.livedoor.com/article/detail/12012374/ 「Youは何しに」のヒッチハイク姉ちゃんは自分の可愛さを武器にしている感がありあり。悪い女だなぁ(笑)。 腰越〜江ノ島間…

キンパッ、ロッテタワー、ククス、ソウルの交通事情    ソウル駆け足訪問記10

南山公園を後にし、シティツアーバスで東大門の駅に出て一端宿へ。食欲不振とて昼は食べておらず、せめて韓国らしいものをとコンビニでキンパッ(キムは海苔、パッは飯)を買い求めた。韓国海苔で米飯(酢飯にあらず)をまいた海苔巻きで、元来の具はタクアンなどだったようだが、昨今は多様化している模様。買ったのはスパムとタクアン入り。キンパッと並んでお握りも色々売られていたが、ハングルは読めても内容は分からぬ。ナクチというのがあってこれはタコだと知っていたから避けられるが、魚介系に当たるのは御…

南山公園(ナムサンコンウォン)とカササギ ソウル駆け足訪問記9

博物館を後にし、91歳翁との約束の時間まであと一ヶ所どこか見ようと考え、シティツアーバスのルートを見ていった。明洞か南山のどちらが良かろうかと思い、明洞は最終日に買い物に行くしということで南山へ。ソウル市内を見下ろす小高い山の上にある公園は展望台のNソウルタワーに上らなくとも展望の良いところで、景色を大いに楽しめた。 カップルが永遠の愛を誓うという鍵が不気味なくらいにかけられていたが、愛が壊れてしまったらどうするのだろうと余計な心配(笑)。江ノ島でも流行っているなぁ。 カササ…

韓国国立中央博物館 ミュージアムショップ ソウル駆け足訪問記8

ファッションにもブランドにも興味がないので(もちろんコスメにも(笑))、明洞の免税デパートなど行っても見るところがない。元気な状態ならデパ地下が楽しかったろうが、胃のモヤモヤを抱えていては匂いだけで逃げ出したし・・・。と言うわけでショッピングとしては中央博物館のミュージアムショップが一番楽しかった。小さな店舗が二つあり、メインは中規模書店くらいの広さがあった。商品は、焼き物の写し、収蔵品のデザインを使った文房具、絵葉書、小物などで、見ていて飽きない。 高麗青磁の写し。きれいに…

韓国国立中央博物館 猫と鵲篇 ソウル駆け足訪問記7

博物館には花鳥画の掛け軸も多く展示されていて美しいが、この掛け軸は猫の剽げた表情がもうたまらない(笑)。韓国では猫はあまり人気がないと言うけれど(デカい目が魔的だと恐れられるとか)、この絵を見る限り画家は可愛いと感じているに違いあるまい。 2016年9月9日の独り言 消印の復活も希望。昔は年内に出したのには消印がなかったので分かりやすかったが、今は返事で来たのか区別付きにくい(笑)。【引用】年賀状の1月2日配達中止へ…人件費負担大きく(読売新聞) - Yahoo!ニュース h…

韓国国立中央博物館 仏像・立体篇 ソウル駆け足訪問記6

どことなく大らかな表情。李氏朝鮮では仏教に代わって儒教が導入され、仏教は片隅に追いやられたが、仏今日彫刻の名品が残っているし、慶州の石窟庵の石仏も有名だ。 2016年9月8日の独り言 母が見ている「とと姉ちゃん」の主題歌が漏れ聞こえ、ふとユーミンの「ひこうき雲」につながってしまった。 蒸し暑い〜。気持ち悪い〜。とても台風崩れ低気圧が近づくとは思えぬくらいの青空だったが、一気に降ってきた模様。そして晴れる。 体調がよかったらソウルで部隊チゲを食べたかった。米軍放出のスパム缶やソ…

韓国国立中央博物館 磁器篇 ソウル駆け足訪問記5

韓国国立中央博物館は、以前は景福宮の真ん前に建てられた旧総督府の建物を使っていたが、日本統治時代の象徴と言うことで破却され、現在の地に移転したらしい。広大な敷地に数棟の建物があるが、メインの展示館は東館。この博物館の凄いところは国宝クラスの膨大な展示品を無料で公開しており、しかもフラッシュと三脚を使わなければ撮影も可なのである。焼き物好きとしては李朝白磁や高麗青磁、染付などの名品を感嘆しながら眺めることに。91歳翁に4時半に迎えに来ると念を押されており、時間が限られているので…

古宮(コグン) 雲峴宮(ウニョングン)と昌徳宮(チャンドックン) ソウル駆け足訪問記4

今度は古宮(こぐん。朝鮮王朝の宮廷や住居)を見ようと東大門から鍾路3街駅(チョンノサムガヨッ)で乗り換え、安国駅(アングッヨッ)へ。雲峴宮(ウニョングン。王族の私邸)と昌徳宮(チャンドックン。世界遺産の宮殿)が見られる。 雲峴宮は王家の家にしては質素だが、そういう質実な人が住んでいたのかも知れぬ。チマチョゴリ姿の女性が建物を背景に写真を撮っており、よく聞けば日本語をしゃべっていた。ナンチャッテ舞妓のようなサービスがあるらしい(笑)。確かに韓流コスプレには打って付けの背景だ。 …

駱山公園・月の街・東大門 ソウル駆け足訪問記3

ソウル二日目は市内観光メインの日。91歳翁からははシティツアーバスを使えと頻りに勧められた。シティツアーバスは循環型の観光バスで、停留所での乗降が自由、12000ウォン(現在のレートでは10強で割ると円での価格になるから1200円弱)で乗り放題と、観光客には至極便利なバスである。以前から旅番組でよく見た梨花洞壁画村(イファドンピョッカマウル)へ行ってみたく、しかし急坂を上るのは嫌なので、ネットで調べて駱山公園行きの路線バスに乗ろうと思っていたら、そういうのは二度も三度もソウル…

ソウル第一日 ソウル駆け足訪問記2

出発は30分ほど遅れたもののほぼ定刻に仁川到着、入国手続きの乗客が多く、外に出るのに時間がかかった。 ソウル市内までバスにするか空港鉄道A'REXにするか迷ったが、渋滞のないA'REXにしようと地下駅へ。直行列車(エクスプレス)と各駅停車(コミューター)があり、時間は10数分しか違わないが、全席指定のエクスプレスが快適そうなのでこちらで。ゆったりした座席で窓外の景色を眺めながら43分で到着。因みに料金もリムジンバスより安価である(長期キャンペーン期間中で直行列車で800円ほど…

旅立ち ソウル駆け足訪問記1

二泊三日でソウルを駆け足観光してきた。 亡父は京城(けいじょう。ソウルの旧名。日本の植民地時代はこう呼ばれていた)育ちで、戦後に日本に引き揚げてきた。宮城出身の曾祖父が明治時代に朝鮮へ渡ったのである。父は京城で旧制中学に進んだが、同級生には朝鮮人(当時はそう呼んでいた。日本人が侮蔑的なニュアンスで使っていたこともあり、現在は日本人が避けるべき表現だが、ネトウヨの馬鹿どもが使っていたりする。)も多く、きっと良家の子弟であったのだろうが、同化政策でもあったと思われる。老後、父は中…