蒸し暑さの夏は一番苦手な季節だが、入道雲のモコモコ感は大好物で、ソフトクリームのような入道雲が近場の空にぐっと盛り上がっていると嬉しいものだ。画像は宮城県美術館の庭にて。入道雲がでかいなぁと思っていたら土砂降りの夕立に。その後はまたからり…

二、三日前から月が皎々と明るくて、月齢を調べてみたら本日が満月と言うことで、満を持して撮影を試みた。とは言っても、12倍ズームに1.7倍のテレコンを付けて、35mmフィルム換算で700mm程度の望遠モード。しかも三脚を出すのは面倒なので手持ちでというズ…

石巻へ行った際、仙台のwikipedia:北山五山のあたりをちょこっと散策した。下記はあじさい寺で有名な資福寺にて（拝観無料）。 資福寺に隣接する輪王寺にて（庭園拝観料300円）。

特定の宗派は信仰していないが、歴史ミーハーとしては宗教という行為に感興を覚えてしまう。父方は禅宗（元々は曹洞宗だが、軽薄な父がついノリで某臨済宗名刹の塔頭の檀家になってしまった（笑））、母方は日蓮宗なので、浄土宗の仏事というのは昨年の叔父…

ジル・チャーチルはコージーミステリーで人気の作家だが、本作は1930年前後の都市郊外ヴォールブルグ・オン・ハドソンをを舞台にしたユーモアミステリーシリーズの開幕編。主人公はロバートとリリーの兄妹。二人は資産家の家庭に育ったが、大恐慌で父親は没…

秋保温泉は仙台市太白区にある温泉郷で、仙台の奥座敷と呼ばれており、確かに緑深い渓谷の温泉には風情がある。宿泊したのはヴィラ瑞鳳。瑞鳳の別館で、全室シングルのビジネスホテルの作りで激安だが（一泊朝食付き5000円）、本館の施設が使えてありがたい…

どこの公園でも結構猫がいるもので、入園客から食べ物を貰えるのか、わりあい元気そうだ。あまり器量良しの猫ではないが、猫だからやっぱり可愛い（笑）。

石巻での葬儀の前日に仙台の奥座敷・秋保温泉に宿泊したため、仙台を散策。宮城県美術館に寄ってみた。小企画展は「宮城の画家 大沼かねよ・二宮不二麿・加藤正衛」。どれも知らない画家だが、社会的なテーマを描く大沼かねよの作品には迫力があった。常設展…

東北道を走ったのは１９８９年が初めて。仙台の親戚宅へ行くのに車を使ったのだが、３００ｋｍ以上の高速ではどうしたって3時間以上かかるのが分かっているから、この時間を一人で運転していくのは結構退屈だったのを覚えている。この距離を、芭蕉はどのくら…

三月の大津波で行方不明となった叔母の葬儀兼叔父の一周忌に出席するため石巻へ行ってきた。父が若いうちに東京に出てきて自分は神奈川育ちだが、以前、祖父母の家は津波で壊滅した南浜町にあったので子供の頃に二度ほど訪れている（祖父の死後、本家の伯父…

作家名は「タチモリ メグミ」と読みます（笑）。主人公の須賀原は警官を退職した男で、レンタルDVDショップの店員をしながら逼塞して生きている。追跡ののちに中学生を死に至らせてしまったため、心に深い傷を負っているのだ。仕事中、ホラー映画の棚の前で…

ハナショウブの系統には江戸系・肥後系・伊勢系などのある。江戸系は群植で風景を作り、肥後では武士のたしなみとして、床の間に飾った鉢植えと正対する、伊勢系はやたらと花弁が大きい、というのが大まかな知識だが、もっと奥の深い楽しみ方があるのだろう…

文庫化（新潮文庫）にて再掲。 良家の子女が通う聖マリアナ女学校の読書クラブの事件を100年のスパンでミステリアスに描いた学園小説。生徒会（家柄の良さを誇る政治的な集まり）、演劇部（美貌）という二大エリートを筆頭にしたヒエラルキーの中で、読書ク…

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