本・花・鳥(ほん・か・どり)

本とか植物とか野鳥とか音楽とか

宮城

河北新報のいちばん長い日 震災下の地元新聞/河北新報社

文庫化にて再掲。しかしこのタイミングでというのはちょっとあざといなぁ(そう言いつつ掲載する自分もあざとい)。 東日本大震災が発生した日、東北を地盤とするローカル新の河北新報社がどのように行動したかを子細に記録したノンフィクション。河北新報の…

リアスの海辺から 森は海の恋人/畠山重篤 

著者は気仙沼舞根(もうね)湾の牡蠣養殖をする漁師。海の幸のためには流の森林を豊かにすることが大事だということで「森は海の恋人」という植林活動をしている人だ。以前から著者のことは知っていたが、この本については全然知らず、たまたま図書館の棚に…

宮城二泊三日の旅1 松島寄り道篇

病没した叔父の三回忌、津波で未だに帰らない叔母と叔母の妹夫婦の一周忌を併せた合同法要があり、二泊三日で石巻及びその周辺へ行ってきた。宮城の大衡村で生産されている新型カローラアクシオに乗って宮城県へ。気分はFUN TO DRIVE AGAINである。初日は松…

猫オブジェ@宮城県美術館

すっかり掲載し忘れていた猫オブジェ。アリスの庭なのでチェシャ猫なんだろうかと思うが、それにしては愛嬌がある。チェシャ猫ならヒトの悪そうなニヤニヤ笑いのはずだしね。

オブジェ@アリスの庭1

宮城県美術館に「アリスの庭」と名付けられた回廊があり、幾つものオブジェが置かれていた。「不思議の国のアリス」に登場するキャラクターなのだろうが、一度読んだきりでどんな連中が出てきたのかよく覚えていない。何かイメージがマザー・グースとごっち…

秋保温泉

秋保温泉は仙台市太白区にある温泉郷で、仙台の奥座敷と呼ばれており、確かに緑深い渓谷の温泉には風情がある。宿泊したのはヴィラ瑞鳳。瑞鳳の別館で、全室シングルのビジネスホテルの作りで激安だが(一泊朝食付き5000円)、本館の施設が使えてありがたい…

仙台散策 宮城県美術館

石巻での葬儀の前日に仙台の奥座敷・秋保温泉に宿泊したため、仙台を散策。宮城県美術館に寄ってみた。小企画展は「宮城の画家 大沼かねよ・二宮不二麿・加藤正衛」。どれも知らない画家だが、社会的なテーマを描く大沼かねよの作品には迫力があった。常設展…

地震のこと

3月11日午後2時46分、マグニチュード9.0という大きな地震が東日本を襲った。当地では震度5弱ということだったが、あんなに大きく揺れる怖い地震を経験したのは初めてで、家の倒壊も覚悟したが、何とか無事だった。その直後、三陸を青森県から千葉県にか…