本・花・鳥(ほん・か・どり)

本とか植物とか野鳥とか音楽とか

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

胃薬の広末

新キャべジンコーワのCM(下記ページの交差点篇)の広末は、生気のない表情がなんだか美人の幽霊画みたいだ。 http://hc.kowa.co.jp/cabagin/cm/shin_s.php↓幽霊画イメージ検索はこちら http://images.google.com/images?client=opera&rls=ja&q=%E5%B9%BD%…

ディスプレイの字が小さい

10年ほど前から眼鏡(近視+乱視)をかけていて小さな字がかすみ始めてはいたが、文字が読めないということはなかった。それが2〜3年前から小さな字を読むとか、申込書を書くとかするには眼鏡をはずさなければならない事態に・・・。ディスプレイに関して…

検索しようとして

別の部屋へ何か物を取りに行き、さて何を取りに来たか忘れてしまうというのはよくあることだと思うが、何かを検索しようと思いついてブラウザを開き、検索ボックスに入力しようとして忘れいることが多くなった。悲しい・・・。

晴れたらライカ、雨ならデジカメ/田中長徳

写真家でカメラコレクターで熱烈なライカ愛好家である著者が、銀塩カメラとデジタルカメラの長所短所を論じ、実践的なアイデアも指南してくれるカメラ本。著者にとってデジタルカメラは万能実用機械であり、趣味や楽しみの道具ではないようだ。楽しみを与え…

夏が往く

高温多湿が嫌いな人間なので、梅雨明けくらいになると、早く秋が来ないものかと毎年思う。ただ、虫の音が聞こえ始め日暮れの早くなる今頃になると、人並みに寂しさを感じ、往く夏を惜しんだりしている(笑)。今年は秋が早い。朝晩の空気がかなりひんやりし…

おニューPCで見る写真

PCを買い換えました。 ディスプレーによる見え方の差は大きいですね。野鳥と植物の写真に特化したブログをグーグルブロガーに開設しているのですが、「ワシの写真もこれくらいには見えていたのか!」と愕然としながら喜んでおります(笑)。以前のヘナチョコ…

日本の放浪芸/小沢昭一 

俳優で、個性的な話術が魅力の著者は放浪芸能史に対して強い関心を持っており、その方面の著作が何冊もあるが、研究者というよりマニアの感じだろうか。保存された伝統芸能には興味がないらしく、70年代に現役(金が稼げる)の放浪芸を訪ね歩いて採録した…

李世民/小前亮

唐の二代皇帝太宗の若き日である李世民が唐建国に奔命する姿を描く大作中国史小説。隋末、皇帝楊広は国務を放擲して南方で享楽の日々を送り、各地に群雄が割拠している。王族でもある太原留守の李淵(唐公)は、二人の良くできた息子に促され決起し、長安を…

穴/ルイス・サッカー

4代前の先祖が豚を盗んだ罪によってかけられた呪いにより、まずい時にまずい場所に居合わせて不運を背負い込む運命となったイェールナッツ家の五代目スタンリー(太っちょの少年)は、先祖の前例通り、有名野球選手がチャリティーに寄付したスニーカーを盗…

おやき

[おやきは信州名物の軽食である(元は主食だったと思う)。小麦粉を水で練り、味付けしたナス、キャベツ、野沢菜などを入れて丸め、フライパンで焼くとか、蒸すとか、いろりの灰の中でいぶすとかしたもので、素朴ながら非常に懐かしい美味だ。おそらく米が出…

やくざ親分伝/猪野健治 

戦前戦後にアウトローの世界で力を発揮した親分たちの事績を綴ったルポルタージュ。やくざというと博徒=任侠と思いがちだが、境目が曖昧な神農=香具師(テキヤ)も含まれていて、戦後の復興を担った闇市を仕切る親分たちに半分くらいのページが割かれてい…

へんないきもの三千里/早川いくを

奇妙な形態や生体を持つ生物を面白おかしく描いた「へんないきもの」の著者による生き物ファンタジー。いわゆるバイオファンタジーのような遺伝子工学的なものではなく、へんないきものたちが擬人化されていて可笑しい。 ビジネスエリートの両親(ただし仮面…