本・花・鳥(ほん・か・どり)

本とか植物とか野鳥とか音楽とか

クロスカブ110受け取り

クロスカブ110はスーパーカブ110をベースにヘビーデューティーな雰囲気を加え、軽い林道ツーリングも可能にしたアウトドアなカブである。昨年くらいにマイナーチェンジされ、ロングストロークのエンジン(低中速域でのトルクアップ)、前輪ディスクブレーキ&ABS、キャストホイール、チューブレスタイヤと、いいこと尽くめの新型となった。自動遠心クラッチでミッションを操るから小型AT免許で乗れるし、以前から人気モデルで興味があったが、さらに欲しくなろうというものだ。


新型コロナの影響により在庫薄で、今春くらいには昨秋に予約された分がやっと入荷なんて話があったが、隣市の量販店に在庫があり、すんなり入手することができた。


本来は昨日が納車(というか受け取り日)だったが、雨模様のため今日に延期。今日は仏滅なのであまりありがたくはないのだが、休みは今日までだし、仏滅で悪いことが終わるから物事を始めるのに良い日というポジティブな考え方もあるようで、ヘルメットをぶら下げ、思い切って隣市のショップまで。


直通のバスがなく、乗り継がなきゃならないのでバス会社の時刻表を参照。こういう時期に気を付けなければならないのは休日ダイヤになっていたりすることで、案の定、本日は土曜ダイヤだった。


ショップについてしばらく説明を受けての引き渡し後、近くにある神社へ交通安全をお願いするために参拝。いつもより賽銭を多めにした(とは言っても少額だけどね。ビンボーだから(笑))。車で乗り入れられる境内だが、全体に玉砂利が敷いてあり、一気にオフロード体験もすることになった。


そして帰路方面へ。信号がほとんどなく素早く通過できる抜け道を通ったところ後ろの車が抜く気満々で、おとなしく道を譲る。初心者が飛ばしてはあぶないってものだ。


そしていつもの遊水地周りのカーブ道へ持ち込み、しばらく走り回った。加速の悪さは感じないが、別に飛ばしたい訳ではないし、40~50kmで流すのに打ってつけのバイクではなかろうか。カブエンジンにしては少し太い排気音もかっこええ。


107kgの重量は原付二種にしては軽めだから取り回しが楽というレビューもあったが、初心者にとってはそれなりの重さで、おっとっとという場面もあった。クロスカブとともに候補であったPCXは130kgくらいだし、クロスカブより更に重かったら扱いづらかったかもしれず、ということで、自分にとってはちょうどいい選択だったような気がする。ミッションを操るのも楽しいし。


遊水地の観察センターでいつもの「ジョージア香るブラック無糖」を飲み、買い物して帰宅。諸々の書類はショップで斜め掛けに出来るビニール袋をくれたので、買い物はヘルメット袋と共に収納。至れり尽くせりだな。


これからの日々が安全であることを祈りつつ六十路バイクライフの始まりである。


と思ったら、夕刻にカバーをかけている時、いきなりの土砂降り。雨で濡れっぱなしはいかんと言うし、これぞ仏滅の洗礼か・・・。よし、悪いことはおれでおしまいだ!


雲をバックに。