手持ちのCDをMP3化してUSBに入れ、車内で聞いているが、アーティストはPuffyまで来た。アーティストの並びはアルファベット順で、日本語は受け付けない、融通の利かないカーオーディオなのである(ト○タ純正)。
JET CDはヒット曲がてんこ盛りだが、「サーキットの娘」はなんとなくおかしくて好きだ。
この曲には二重三重の仕掛けがある。まずタイトルが「サーキットの狼」のパロディである。音楽的にはビーチボーイズ的というかホットロッドというか、まぁ、そのあたりの模倣であろう。
「転んで骨折ったりしないように」という歌詞は、当時吉村由美が松葉杖を使っていたことを揶揄したものならん。奥田民生はやっぱり変な才人だなぁ(笑)。
そして一番ツボなのが間奏のメロディ。これは往年のアニメ「マッハGOGOGO」からの明らかに引用で、このあたりの遊び心が大変に楽しいのである。
Youtubeから探してきたが、改めて聞いてみるとさほど似てないかも・・・。
それにしてもこのオープニングがフルで見られるとは嬉しい限り。なんとも懐かしいし、インディ・ジョーンズかマトリックスかってくらいに先鋭的ではないか。まさか後からCGで加工してるってことはあるまいなぁ。
ところで、Puffyのひとりは最近別居だか離婚だかが報道されたような気がする。出産の時は、当時の夫ではなく相棒が立ち合っていたという芸能ネタも見たが、悲しいような、でも二人の親密さか感じられてちょっと切ないような逸話であった。