63歳の普通二輪限定解除挑戦記③教習二回目（三時限目）

昨日は仕事終わりの18:10からの教習一時限。一本橋、クランク、S字、スラロームと、本格的な教習内容に入ってきた。

クランク、S字は何とか通過できたが、まったく初体験のスラロームがなかなかに難物。スピードは気にせず、ジグサグに通り抜けるだけのことがとても難しく、一回目は転倒、二度目はゆっくりゆっくりで何とか通過。半クラッチは使わず二速でということだが、スピードの調整が難しく、エンスト寸前のガクガク状態だった。これがスイスイ通れるようになるのだろうか。

小型ATの時に散々苦労した一本橋。二年前の感覚を覚えていればなんとかなるかもと考えていたが、一回目は脱輪、二回目は成功、三回目で脱輪など、やっぱり400での一本橋はそれなりに難解だった。脱輪するときはやはりスピードが足りないらしい。スタートして乗り上げたら適当にアクセルを回して推進力を持たせないと落っこちてしまう。最終的には6割くらいの成功率で、成功したときはスピード調整が良かったということだ。

400MTでの一本橋のスタートは、スピードを出さないと乗れないし、アクセル回しすぎるといきなり飛び出すし、この加減が難しかったが、半クラッチとニーグリップが使えるのがスクーターより有利なところかも。

指導員がタイムを計測していたが、７秒半ということで、これは卒検合格タイム（規定は７秒）。秒数はあまり気にしない方がいいというアドバイスだった。因みに卒検では１秒足りないごとに５点減点。秒数は気にせずとっとと通っちゃった方がいいという意見もあるようだ。

教習終了後の講評では、一本橋が一番の難関と言っていいので概ねいい感じだということだったが、規定より3時限余分に予約を入れておいてねということで、8時間で通過しようというのはそもそも無理なことだったのだ。普通に教習を受ければ17時間のところを8時間でやっちゃうというんだから、高齢者予備軍にとっては難しいというものだろうな。