鎌倉鶴岡八幡宮の神苑ぼたん庭園は源氏池の池畔の庭園で、新年から二月中旬までは寒ぼたんが見頃を迎える。この時期にぼたんを見られるのは非常にぜいたくで、この規模で５００円ならば満足と言うところだ（ただし似たような植栽なのでずっと見ていると飽きる（笑））。
寒ぼたんには、本当に寒期に咲くものと、春咲きぼたんを促成栽培して無理矢理咲かせるものがあるようだが、花の豪華さからすると無理矢理咲きだろうか。花の少ない時期に目を楽しませてくれるのはありがたい。
写真の材料としても申し分ないので大勢のアマチュアカメラマンが来ているが、ご老人とか女性とかでもデジタル一眼を使用している人が多い。かなり使いやすくなってきているのだろう。
ぼたんを隣に奥さんを写そうとしている初老のご主人からコンデジで二人を撮ってくれと頼まれたが、顔認識機能付きのコンデジは初めていじったので大変に面白かった（笑）。きちんと顔を追尾するのである。
余談だが、各社のデジタルカメラに搭載されている顔認識機能はオムロンで開発したものだそうだ。開発技術者は、顔の特徴をデフォルメするプリクラも手がけたそうで、これは受けが良くなかった由（笑）。
