本・花・鳥(ほん・か・どり)

本とか植物とか野鳥とか音楽とか

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

芭蕉めざめる/光田和伸

松尾芭蕉幕府隠密説を真面目に考えている芭蕉研究者はいない(らしい)。しかし、芭蕉研究者を自認する著者がこれを真面目に検証しているのが本書である。おそらく芭蕉の生涯が謎に満ちているためこのような仮想学説が登場したのだろう。著者は現在までに確…

スズメ@引地川親水公園

PCが不調にて修理に出し、一週間ほど留守を致しました。日曜日に、大庭城址公園と引地川親水公園を散歩。いつもいる野鳥しか見られなかったが、それは覚悟の上なので、何でもいいから観察できれば嬉しい。大庭城址公園はセミばかりがうるさく、野鳥の声はほ…

自由で陽気なフラガール

よく野鳥観察に行く遊水地の管理事務所ロビーに飾られていた松ぼっくり人形(クラフト教室がたびたび開催されている)。

遊水地にて

午前中、近場の遊水地にて野鳥観察。カワウ、コサギなどのいつものメンバーを眺め、多分このような連中ばっかりだろうなぁと思いながら歩いていたら、川の中州を飛び去るイソシギが!。これとてありふれてはいるが、カワウ・コサギ・アオサギのトリオのよう…

渋谷に里帰り/山本幸久

食品卸会社で特に目立たず営業職を続ける峰崎稔32歳は、営業一課のホープ坂丘女史が寿退社することになったため、後任として二課から異動する。坂丘女史は渋谷近辺が担当区域だが、地価高騰時に親が渋谷の家土地を処分し地方に引っ込んだ稔には渋谷は鬼門で…

ツバメ

一ヶ月ほど前、二階の真正面になる電線にツバメがとまっていたので、慌ててカメラを取りに走り、写真を撮りながらじっくり観察した。通常、黒白ツートンのイメージのあるツバメだが、頭部は濃紺と赤に彩られて結構カラフルだ。なかなか近場で見るチャンスが…

横浜自然観察の森にて

日曜日は横浜自然観察の森の探鳥会に参加。野鳥観察には一番不向きな時期であり、さほどの期待はしておらず、スタッフさんに鳥について教えていただきながら山の中を歩ければ良しと思っていた。まず見晴台を目指したが、いつもとは違う山道で、ちょっとハイ…

黒い悪魔/佐藤賢一

10年ほど前はアレクサンドル・デュマばりの波瀾万丈西洋時代小説を主に書いていた佐藤賢一だが、本作はそのデュマの父親の描いた評伝歴史小説である。仏領ハイチで白人貴族と黒人奴隷の間に生まれ、長じてフランス共和国軍の将軍となり「黒い悪魔」と恐れ…

猫ぼんぼり

水木一郎アニキのぼんぼり

鳥ぼんぼり

アオバト カワセミ

鶴岡八幡宮にて

八幡宮の蓮の花が盛りだが、10時過ぎに行ったら少し遅かった。年によっては昼ごろに行ってもきれいに咲いていることがあるのだが・・・。今の時期、八幡宮ではぼんぼり祭りが催される。著名な画家や文筆家が灯籠の絵を書き、夕方に灯りがともされる。夜に見…

2010年7月27日 月齢15.3