本・花・鳥(ほん・か・どり)

本とか植物とか野鳥とか音楽とか

そしてLUMIX G25mmF1.7を買う。

オリンパスSTYLUS XZ-2の不調についてはこちら。



故障したXZ-2の代品であるSH-3との交換は受け入れたが、XZ-2の代用にはならぬ。なら、これを未使用品として売ってしまえばミラーレス用の明るいレンズが買えるんじゃないかと考え、買い取り屋にメールで打診してみた。

CMをバンバン打っている買い取り屋では6000円までということで問題外。デジタル用品の中古チェーンが地元に出店しており、デジタルカメラの買い取りもやっているので問い合わせたところ、完品なら2万6000円ということだった。

まぁ、XZ-2は2万で買ったものだし、購入価格程度になればいいやという積もりで店で査定して貰うことに。保証会社の話ではメーカー保証6ヶ月ということだったが、箱には保証書が入っていない。おそらく保証会社を通すと6ヶ月保証ということだったのだろう。

保証書があれば満額の2万6000円だったが、保証なしの未使用品ということで1万8000円という査定に、数秒考えたがOKした。2万で買ったハイエンドコンデジを3年使って二千円の使用料と考えれば安いものだ。ただし、おそらく保証会社が正当な修理代金1万2000円を支払っての新品交換だろうから、保証会社にとっては面白くなかろうなぁ・・・(笑)。

で、売却代金+4000円ほどで二年前に発売されたパナソニックLUMIX G25mmF1.7を購入(一年ほど前だったらもっと安かったが、致し方ない)。シャッタースピードを稼げる明るさとボケ味が魅力の大口径レンズで、ユーザーをレンズ沼におびき寄せるための、いわゆる撒き餌レンズというやつらしい。

パナソニックのミラーレスは本体ではなくレンズ側に手ぶれ補正を装備している機種が多く、G5とF1.7の組み合わせではどちらにも手ぶれ補正がないが、明るいレンズだし、ISO1600くらいまでは常用できるので、よほど暗くなければ何とかなりそうだ。

さすがに大口径レンズは開放でなくともよくボケる。ただ、25mm(35mm換算で50mm)だと風景撮影などでは画角が狭く、標準ズームもやはり必須だなぁと思ったことである。

昨今のデジイチのセット売りはWズームが標準になっているが、自分が銀塩一眼を使っていた時代には明るい単焦点標準でセット売りされていた。ヤシカFR?、キャノンAE-1などは標準レンズセットで買ったはずだが、もうすっかりズームなしではやっていけない体になってしまった(笑)。

と言うわけで作例。

さすがのボケ味。



龍口寺のあじさい。ただ、下段写真のように被写体から少し離れただけで開放でも背景がボケない。このあたりは撮影素子が小さい故。被写界深度が深くなるようだ。




藤沢の遊行寺内庭にて。落ちてくる雨滴。ISO1600に設定した上でシャッタースピードを1/1300秒ほどに。大口径レンズだからこそシャッタースピードを稼ぐことが出来る。