横浜自然観察の森の野鳥観察会に参加。雨でも行くつもりで覚悟していたが、朝のうちは曇りで、カンカン照りでもなく降るでもなく、蒸し暑い季節としてはましな方の天候だった。草木が茂り、繁殖期も終わってさえずりもなくなり、野鳥観察にはあまり適期ではないと当初からスタッフの方に言われたが、開会あいさつ中に間近を鳴きながら飛んでいくホトトギスを目撃。これだけでもラッキーじゃないか(笑)。
その後、メジロをフィールドスコープで見る。あれだけ離れたものが大きく見えるのは何回見ても感動する。コジュケイ(声)を確認し、池の方へ移動する途中で樹間を飛びまわるウグイスを目撃、あれだけはっきり見たのは初めてかもしれない。地味な鳥であることは知っていたが、よくよく見てもやっぱり地味だ(笑)。
少しでも涼しい見晴台へということで、来た道を引き返して登り。道の途中でカワラヒワとキジバト。カワラヒワが地面をつついているのは、雨で流れてきた木の実などを探しているらしい。ごく小さくしか写せなかったのが残念。
見晴台で1時間ほど粘り続けただろうか。コゲラ、アオゲラは飛び去るところを一瞬だけ。エナガはフィールドスコープで見られた。ハシブトガラスが木に停まり続けていたのでじっくり観察。カラスもじっくり見ているとユーモラスで楽しいものだ。口を開けているのは体温調節のためらしい。
後は、トビ、ツバメ、イワツバメなど、空中の鳥をひたすら眺める。時折ホトトギスが近づいては離れていったが、間近で声を聞けるのも面白かった。
この時期は野鳥観察には不向きであることは知っているが、来月辺りになると蝉の声がうるさくてさらに不向きらしい。それでもやっぱり参加するのだ(笑)。
見聞きした鳥
スズメ、ハシブト、ハシボソ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、ウグイス、センダイムシクイ(声)、ヒヨドリ(声)、エナガ、アオゲラ、コゲラ、ツバメ、イワツバメ、トビ、キジバト、ホトトギス、コジュケイ(声)。