昨日は日本野鳥の会がバードウィークに因んで全国一斉探鳥会を開催、家から歩いて行けるところ集合の探鳥会があったので参加してみた。集合のバス停から遊水地公園まで歩くのだが、この公園が時折主催している探鳥会でスタッフを務める自然観察グループの関連かなぁと思っていたら果たしてそうだった。スタッフ以外の一般の参加者は三名、しかも一人は以前に遊水地公園管理スタッフだったHさんである(笑)。参加者の少ない方がゆったり観察できて実はありがたいのだが・・・。
森を歩き、アマガエル、サワガニなど、普段は目に止めないような生物も観察できて案外面白い。鳥で一番よく目に付いたのはキジだった。ビオトープでは飛ぶセッカを見ることが出来たが、今まで声を聞いたことしかなく、一番の収穫。当日のリーダーさんによるとこの遊水地付近は以前は豊かなわき水の低湿地で、飛来する鳥の数は今の比ではなかった由(現在は治水名目でコンクリで固められ、申し訳のように人工湿地がある)。
解散後、畑の際を歩いていて揚げひばりを見た。以前、ジグザグに飛び回りながら上昇していくひばりは見たことがあるが、今回のは、ホバリングのようにほぼ一カ所にとどまったまたいつの間にか高度が上がっていく感じで、垂直離着陸機を見ているようだった。
初夏の陽気の中、楽しく過ごせた探鳥会に大満足。
アオサギがすぐ近くを飛んでいったのでカメラで追ってみたが、わずかに端っこの方に捉えただけ。大幅にトリミングしてます(笑)。
キジは姿も声もよく観察した。デジタルズームで撮っているので粗いです。
確認種:キジ、バン、スズメ、セッカ、カルガモ、コガモ、ゴイサギ、チョウゲンボウ、ツバメ、イワツバメ、シジュウカラ、アオゲラ(声)、セグロセキレイ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオサギ、メジロ(声)、ヒバリ、イソシギ、カワウ、キジバト、ドバト、ヒヨドリ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、コサギ、ウグイス(声)
ご参考までに揚げひばり的垂直離着陸機動画。