所持しているフィールドスコープはVixenのジオマⅡED67-S。Vixenの光学製品はそこそこの性能(いい意味で)とそこそこの価格(安いという意味で)でコストパフォーマンスが高いが、野鳥観察会ではスワロフスキーやコーワやニコンのスコープが並び、他に所持しいる人を見るのは少ない。と言うより見たことない。ま、自分くらいのレベルのバーダーにはちょうどいいかも。ボランティアスタッフをしている野鳥観察会会場の森は日本野鳥の会が受託運営しているが、レンジャーのひとりがVixenのスコープを使っているらしく、プロが使うくらいだから悪いものではないのだろう(と思いたい)。
普段使っている接眼レンズは25倍の単焦点。ある程度視野が広く、目当ての鳥を捉えやすいが(下手くそなのでなかなか捉えられないが)、他のスタッフが使っているズーム機構を持ったスコープだと広い視野で見つけて60倍とかのアップで寄ることが出来るので、ちょっと羨ましかった。
EDレンズではないため安価なコーワTSN-502は固定式の接眼レンズで16倍~40倍。観察会のリーダーが所持しており、覗かせて貰うと見え味はそれほど悪くなく、これが欲しいかなとも考えていた。売価は33000円ほど。
ところで拙スコープはメーカーサイトからなくなっており、すでに型落ちらしい。Vixenはどちらかと言えば天体望遠鏡が主力のようで、そちらに注力しているのかと思ったが、夏にジオマⅢというスコープが出ると製品ページに出ていた。
www.vixen.co.jp
ジオマⅢは65mmと80mmのEDレンズで16倍~48倍のズーム式、しかもスマホアダプターまで付属している。惜しむらくは色がブラウンなのと傾斜型であることで、グリーンの直視型が出ればなぁと思ったが、チョ待てよ、確か現行の接眼レンズで16倍~48倍ズームのGLH48ZTがあったじゃないか、あれを使えばいいのでは・・・。と思って検索してみたところ、メーカーサイトには「生産終了・在庫払底」とあり、慌ててアマゾンにあったのを注文。単焦点の接眼レンズに比べられば24800円と高価だが、ちょっと臨時収入があったことだしと気が大きくなっていた(笑)。
そして、すぐにアマゾンでは在庫切れ。最後のひとつだったようだ。他の通販サイトでも軒並み品切れで、これはラッキーだった。配達されるまではもしや品切れでキャンセルになるかもと不安だったが、無事入手できた。使うのが楽しみで、今日が雨でなければ遊水地に持ち込みたかったところだ。
買っちったは「ゆるキャン△」の主人公しまりんがミニバーベキューコンロ兼焚き火台を入手したときの台詞、焚き火台を捧げ持ち、うっとりとゆるんだ表情で呟くのである。欲しいものを手に入れたとき、つい言ってみたくなる(笑)。