スウィングル・シンガーズは、クラシックの名曲をジャズアレンジしてスキャットで歌う混声ジャズコーラスだが、本作にはポピュラーやワールドミュージックのアカペラ作品も収められたりして、かなり多彩な印象。
とは言っても、やっぱりトルコ行進曲ダバダバダとスウィンギーにハモっているのが一番このグループらしいかなぁ。
本作の中ではこの曲も好きだ。フーガっぽいのでバッハかと思ったらモツレク中の曲らしい。ミステリアスでグルーヴィーで気持ちいい。
アカペラコーラスもジャズもクラシックも好物なので、これはもう大好物の揃い踏みではあるまいか（笑）。ダバダバダバと気持よく聞けてしまう一枚。
本作のアレンジとは違って、こちらはモダン・ジャズ・カルテットと共演した「ヴァンドーム広場」の「G線上のアリア」。ヴィブラフォンのクールな音色とコーラスが相性バツグン。あまりに静謐で眠っちゃいそうだ（笑）。
