本・花・鳥(ほん・か・どり)

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使い回しコムクドリ


新ネタが全然ないので、昨年五月に掲載したコムクドリの使い回しです。


金環日食はいよいよ明日だが、天気は今ひとつだろうか。近くの原っぱまで見に行きたいような、それも面倒なような、自分でもよく分からない心持ち・・・(笑)。



三月末に、右横のコンビニから出てきた車がいきなり前に割り込み、衝突を避けようとして路傍のフェンスに激突、相手には逃げられてしまった(接触はしていないが当て逃げ事故として処理)。

壊したフェンスは対物保険で処理されたが(なんでオレの自動車保険なんだよ!)、車両保険を限定型にしてしまったので当て逃げでの自車修理費は保障されない(ぶつけていれば保障されたんである。避けなければ良かった・・・)。タイヤ周りの応急修理をしてくれた工場に簡単に見積もって貰ったところ20万くらいはかかるということで、低年式車にそれだけの出費はばからしく、結局買い換えを選択。保険会社に問い合わせたところ、廃車後でも証拠保全しておけば後から請求できると言うことだ。

フィットとかフィットシャトルとかフリードとかラクティスとかソリオとか、気になっている車を見て回ったが何となく決め手がない。現在の車は初めて乗ってみたステーションワゴンで、自分の使い方ではワゴンはそれほど便利ではないことも分かっているので、発表されたばかりの「日本で一番大衆的なセダン」を扱うディーラーに行ってみたところ、営業さんが積極的で、ボロ車にそこそこの下取りを付けてくれたし、試乗もしないまま契約してしまった(まだ試乗車がないんである)。この車の良さは私が保障しますと力説していたが、営業トークだしなぁ・・・(笑)。

決め手は安全装置。ラクティスも同じくらいの価格であるが、横滑り防止装置は上位グレードのオプションなのだ。大衆セダンはにはこれが標準装備なのでこちらを選択。

ワゴンの使い勝手の悪さとしては、車上狙いにやられやすいカーゴルームがある。ちょっとしたカバン類でも車に残したまま離れるのは不安だが、セダンのトランクなら外から見えないし、解錠に時間がかかる。普段は買い物を載せる程度なので広大な荷室は必要ないのだ。大物の買い物だったら、昨今は軽トラの貸し出しがあるし。

老母を後席に乗せる必要もあるが、スライドドアのワゴンはどうしてもステップが高い。年寄りにはちょっと大変そうなのもセダンに流れた理由だが、聞けば営業さんのご母堂も足がご不自由で、乗り込みが楽なセダンにした由。

とういわけで、運転の楽しみとか、荷物を一杯積んでみんなでお出かけとかの楽しみとは無縁な、楽に使える道具としての選択である。別に自動車が趣味ではないので満足な買い物のはずなのだが、いい選択だったのかなぁとはつい考えてしまう(高い買い物だし)。

この「日本の代表的セダン」を選択していた層はプリウスに流れているそうだ。あまり複雑すぎる機械構造は壊れやすいような気がしてハイブリッドは回避するが、安全装置だって電子制御なのだから十分に複雑かもしれない(笑)。

トヨタ車にこだわったのには信頼性もある。今回で五台目で、一台を除いてすべてトヨタ車。その一台は「青い鳥」だが、故障ばかりしていて参った。まず、納車の次の日に宮城まで長距離移動して帰ってきたらラジエーターが故障して無償修理。点検のたびに交換される部品が多く、路上エンコが三回で、もうこりごりした。

その頃点検に出していた修理工場の兄さんに聞いたところ、トヨタ車はパーツメーカーが優秀で故障しにくいという話だった。今回廃車することになったワゴンも新車登録は11年前だが、故障らしい故障はなかった。ただし何回かの事故を経験したので、あまり相性が良かったとは言えないが・・・。

新しい車の十余年が無事平穏なものでありますよう(笑)。