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最初に見に行った隣市のディーラー(下取りがあまりに安くて落胆した)に一年落ちミライース(走行4千km)が68万であり、ムーヴがダメならこんなのもいいかもと考えた。

軽ナンバーワンを争うダイハツとスズキだが、ダイハツの方が良さげに思えるのはトヨタ傘下だから。日産ブルーバードを使っていたときには故障ばかりしていて(路上エンコ三回とか)、やはりトヨタ車に限ると思ったものだ。

で、カローラアクシオの引き渡しが決定した後、地元のダイハツ店へ行き、「中古の軽が欲しいんだけど」と切り出してみた。ムーヴは新車価格が5ナンバーコンパクト並みに高いから中古でもそれなりだし、高年式だと大幅に予算オーバー。やはりムーヴはダメかと考えていたら、全店あげての決算セール中とかで、別店舗在庫のミライースが提示された。一年落ちで数千キロしか走っていない。装備は落ちるが乗り出しが70前半くらいで、かなり気持ちが動いた。

ミライースは低燃費・低価格が売り物である。自動補助ブレーキシステムやアイドリングストップなど先進的な技術を積め込みつつ、車体自体はいかにも「軽」と言った感じの外観であり(初期型のヴィッツっぽい)、ハイトワゴンのようなボリューム感はない。つまり貧弱(笑)。元の値段が安いので、一年落ちくらいで手に入りやすい価格になるのだろう。

で、ミライースを運転してみたいんだけどと言ってみたところ、試乗車を用意してくれた。広さは今までの5ナンバーセダンと変わらぬくらいに余裕がある。運転はまぁまぁしやすいが、1.5に比べるとパワー不足感は否めず、走り出しにはアクセルをかなり踏み込んだ。それでも一般道なら普通に走れそうだし、営業さんを横に乗せての登坂も問題なかった。ブレーキが甘い感じがしたが、自動補助ブレーキとの兼ね合いで強く踏み込まないと効きが悪いそうだ。

気に入ったので、別店舗の在庫を注文しようかと思ったが、まだ在庫表に掲載していないミライースで、一年落ち走行2千自動補助ブレーキ付き乗り出し78万円があると勧められた。色は女子力の高そうな薄ピンク色、そしてやや傷ありであったが、自動補助ブレーキが決め手となった。これから更に加齢が進んでいく以上、先進的な安全装備があるに越したことはない。

その代わりドアミラーは電動ではなく、アンテナは今時ロッドアンテナというアナログさである(笑)。そして後席ヘッドレストはディーラーオプションというケチぶりだ。安全に関わるものなんだから標準装備にすべきではあるまいか。

ただしメーカー純正ナビ付属。今までは5年前に購入したポータブルナビを使っていたが、データは古いままだし、遠出するときにいちいち取り出して設置するのが面倒だった。純正ナビではデータの更新も出来るらしいし、この辺はお得感だ。

ミライースは高年式で走行距離の少ない中古が多く見受けられるが、リースや試乗・展示車上がりのものが多いらしく、契約車もサブディーラーの試乗車だった模様。幾人もの人間がお前を通り過ぎてきたんだな、オレの所で幸せになれよと、しょうもないことを考える(笑)。

と言うわけで買い取り店の代車はキャンセルし、引き渡し。さらばカローラアクシオ。お前はいい奴だったよ。

カローラアクシオ引き渡し後、中一日でミライースの納車。