本・花・鳥(ほん・か・どり)

本とか植物とか野鳥とか音楽とか

超望遠レンズの砲列(笑)

いつもは鳥見と運動を兼ねてウォーキングしている遊水池ですが、ちょいっと腰痛があったため、無精して車で行ってみました(笑)。

そしたら、池の周りに超望遠一眼やデジスコ(高倍率のフィールドスコープ(ニコン登録商標)という単眼鏡にコンパクトデジタルカメラを装着した撮影法)の三脚が砲列となっており、その数ざっと30人ほど・・・。何事ならんと聞いてみたらコマドリが出たとか。

趣味にお金(数十万〜百万超?)を掛けられる裕福な人たちを横目で睨みつつ(笑)、貧乏鳥見人は格安双眼鏡であたりを観察しましたが、スズメ程度の小鳥がどこから飛び立つかさっぱり分かりませんでした。そもそもあんな視野の狭い高倍率レンズで小鳥を捉えられるのかとも思いますが、可能だからやっているんでしょうねぇ。

一斉にシャッターを切る音が響いたのでそちらを見たらキジでした。野っぱらの方ではたまに見かけますが、遊水池で見たのは初めてです。相変わらずデーハーな装い・・・(笑)。

コマドリが姿を見せるまでずっと待ち続けるん堪え性はなく、別の池の方へ移動。鳥見に忍耐が必要ならば、私には向かないかもしれず、ある種釣りに似ているかもと思いました。

別の池の方ではカイツブリを確認。潜水しては浮き上がり始終水面に同心円が出来ているので、たぶんカイツブリでしょう。何とも不思議な、切ない鳴き声(ヒグラシに似ています)を立てるのを初めて知りました。

カイツブリは古名で鳰(にお)と言いますが、季語になっているようですね。「におのうみ」というと琵琶湖のことなんだそうで、何か優雅です。

そしていつものカルガモ