隣区の自然公園の野鳥観察会に参加した。朝のうち少し曇り気味だったが、すぐに晴れて実に野鳥観察日和。
まだ葉っぱの生い茂る時期だし、大体繁殖期は終わっているし、さほど期待できない感じだったが、何でも見られればいいやと思いながらスタッフの後に付いて歩く。センニンソウ、ナンバンギセル、ノブドウなど、珍しい野草が見られて、これだけでも楽しい(笑)。
ダイモンジソウかと思いきやセンニンソウ。帰ってから調べたらキンポウゲ科でクレマチスに近いらしかった。
観察小屋のある池畔では前回はカワセミの若鳥が見られたが、今回はなし。スズメ、カラスなど、ありふれた鳥でも一々確認するのが野鳥観察会だ(笑)。
見晴台のほうへ移動すると、渡りをするサシバが上空に向かって旋回していく鷹柱が見えた。トビ以外のワシ・タカ類を見たのは初めてかもしれない。モズとコゲラは枯れ木にじっと止まっていて、並んで立ててあるさまざまなフィールドスコープ(ニコン、ライカ、コーワ、スワロフスキーなど)で覗き見られ、双眼鏡とは全然倍率の違う鮮明な画像に感激した。
写真は12倍ズームに1.7倍のテレコンを装着したカメラで撮影したものだが、20倍程度でもこれくらいに小さい。やっぱりデジスコやりたいなぁ・・・。
モズをきちんと観察したのも初めてで楽しかった。もう鳥も冬支度なのだなぁと思う。