テレコンでゴイサギ

OLYMPUS テレコンバージョンレンズ TCON-17

野鳥観察を始めてから写真にも残したいと思うようになったが、いかに１２倍ズームでも、遠くにぽつんといる鳥ではほんの小さくしか残せないし、コンデジなのでもちろん望遠レンズなども使えない。デジスコは１０万近くの投資が必要で、これは最初から問題外（笑）。

そこで、使用カメラLUMIX-FZ7（パナソニック）のオプションのテレコンバージョンレンズを使ってみようかと思い立った。テレコンバージョンレンズはレンズの前にもう一つレンズをくくりつけて倍率を上げるもので、カメラの前に望遠鏡をくっつけるようなものだ。

当初、パナソニックの純正テレコン（１．７倍）を買おうかと思っていたが、ネットで「FZ＋TCON−17（オリンパス製の１．７倍）」の組み合わせを見かけることが多く、これが実に相性がいいらしい。オリンパスの方がパナよりも数千円安いのも好ポイント（笑）。カメラを買った時、型落ち品を大特価で買うことが出来たのだが、ケースやらコンバージョンレンズ用のアダプターやらクローズアップレンズやら、諸々のオプションもくっついたお得セットだったので、アダプターがそのまま使るのがラッキーだった。

近くに写真関連の量販店がないので、当然ながらネットで注文したが、写真で見る限り、まぁ、薬瓶程度の大きさかなと考えていた。ところが届いてみたらやはり望遠レンズの一種なので、１０ｃｍ程度はありそうだ。カメラに装着したらいかにも「望遠付けてます」的な雰囲気になってしまったが、これで公称７００mm（２０倍）程度の超望遠画像にトライできる。同じ焦点距離の一眼用交換レンズでは百万以上するものもあるようで（サイズは３０ｃｍ以上）、かなりお手軽な超望遠だ（笑）。

下記は近所の遊水池で撮ってきたゴイサギで、そのまま縮小したものとゴイサギをトリミングしたもの。荒れ気味の画像だが、６００万画素ならこの程度の大きさに切り出せた。