昨日は父の七回忌だった。
台風が近づいていて数日前から心配だったが、昨日、土砂降りの気配で目が覚め、暗澹とした気分。どれだけ生前の心がけが悪かったんだよ親父〜、と未明に毒づいてみたりしたが（笑）、なぜか急速に回復した。
父の国鉄時代の友人お三方が「三回忌までと言っていたが皆元気なので七回忌にも参列させて欲しい」と言ってくださっていたし、母の幼なじみ小母さんも来てくれるし、従弟が親族を代表して来てくれることになっていたので交通が心配だったが、皆無事にお出で頂いた。
会食では三氏が親父の思い出を語ってくれて有り難かった。昭和26年に石巻（亡父の出身地）を訪ねたことがあり、祖母が出したキムチが当時は美味いとは思えなかったとか、なかなか貴重な話だ。みんながみんな、中卒程度のところから幹部養成校を経た同級生なので、言わば同じ釜の飯を食った仲間なのだ。この人たちは父より3〜4歳下なのだが、6年前に亡くなった父を呼び捨てにして思い出を語ってくれたことがありがたい。こんな友人がいて父は幸せだったろうなと思う。またお会いすることがあるだろうか・・・。
多少天気はぐずついたが、親友・甥っ子などが参列してくれて、良い法事になった。そういえば、父の友人と従弟が都市対抗野球の話で盛り上がっていたが自分にはちんぷんかんぷん。プロ野球すら良く分からないのにノンプロにあそこまで詳しい人たちがいることに驚きだ（笑）。
今日の夕焼けはことのほかドラマチック。台風の置き土産なのだろう。
