本・花・鳥(ほん・か・どり)

本とか植物とか野鳥とか音楽とか

ほでなす・たーくらたー&牧歌、そして三日間の独り言

ほでなす&たーくらたー

石巻botというのは、Twitterにおいて宮城県石巻方言をユーモラスに紹介しているボットアカウントであるが、今日は愚か者を意味する「ほでなす」が出てきた。

「全国アホ・バカ分布考/松本修」によると「ほでなす」は京都を中心に同心円状に敷衍した「本地なし」のバリエーションらしい。随分前に読んだ本なので詳細は覚えていないが「へでなす」なんてバリエーションもあったような気がする。

たーくらたーというアホ・バカ語は静岡県三島市郊外の祖母が使っていたような印象があるのだが、検索してみると北信方言らしい。してみると長野市在住の知人のおばさんが使っていたのを勘違いしたものか(ただし、中部地方の両方の海岸部を結んで使われるとしているサイトがあるから、もしかしたら静岡でも使うのかもしれない)。タークラターのバリエーションでは「たくらんけ」があったように記憶している。

全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路 (新潮文庫)

全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路 (新潮文庫)


牧歌とは

牧歌的な名作翻訳小説を読んでいるのだが、牧歌的という言葉には「自然が豊かで美しく、穏やかな情景」というイメージがある(のんびりしすぎて時代遅れという揶揄に使うこともある)。

しかるに「牧歌」というものの実態はよく知らないと言うことに気付いた。果たして牧歌とは。牧場で歌う歌なのか?それとも牧夫の労働歌なのか?

なんと検索してみたら、田園を扱った文学のことを牧歌と言うらしい。そうだったのか。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AB






2013年9月15日
鎌倉の海岸を通ったが、高波の中のサーファー多数。あれで何かあっても自業自得だとは思うが、命を失えば悲しむ人があるだろうに・・・。

中には海水着を着ながら路上から海を見ている人もいて、ああいう人の方がまともだなと思う。


ひょんな事から「アンリ・ルソーから始まる素朴派とアウトサイダーズの世界」チケットを入手。呟いてみるものだ(笑)。


本日の夕飯はロピアのロースカツ丼弁当450円。カツのボリュームが凡百のカツ丼弁当とは大違い(笑)。




2013年9月16日
今日のような天気がせめて昨日ではなくて良かった。

未明に目が覚め、ラジオで台風情報を聞いたら、「大規模な災害の発生が迫っています」と警告していた。以前だったら「大規模な災害の発生が予想されます」と言いそうなものだったが、昨今はより緊迫感のある表現をするらしい。

日本人はストレートな物言いを避ける傾向があるが、災害時にはそんなことではダメっていうことなんだろう。


早朝、遠方に住む父の友人より電話。父の法事の翌日とは、やはりなにかしら通ずるものがあるのかしらんと、スピリチュアルは信じていないくせに考えてみる。


近所の小さな田んぼの稲が倒伏していた。収穫時期と台風は重なりがちなのがこの国の宿命だなぁ。
津波で被災するのを「宿命」と言った市長もいたが、対策次第で避け得るものは宿命とは言わんだろう。


ユイちゃんの傷は深いな。トンネルから出てきていきなり被災光景に直面した人はどれだけショックが大きかっただろうか。自分の場合、親戚からの情報、ニュース映像でさんざん見てからの石巻だったので大きなショックは受けなかったが、匂いだけはその場に立ってみないと分からないと思った。

べんさん、かっくいい。


TLが夕焼けだらけ。雨風で空気が洗われ、台風のなごり雲などが一段と鮮やかな色を現出させるのだろう。晴天の時よりよほどドラマチックな空だ。


台風一過で風が冷たい。こうやって夏が行くんだな。

昨日の法事で、父の友人と従弟が都市対抗野球の話で盛り上がっていたが自分にはちんぷんかんぷん。プロ野球すら良く分からないのにノンプロにあそこまで詳しい人たちがいることに驚きだ(笑)。でも話が合って良かった。





2013年9月17日
影が長くなった。秋だなぁ。

水道の水が妙に温かく感じる朝。水には夏の気配が残っているのだろう。秋なんだな。


一昨日のモヤさまは池袋。中高の頃に遊び歩いた街なのである程度は分かる。オープニングの場所は、背後に東武デパートが見えているのであの角には芳林堂という書店があったはずと思ったら果たして本屋だった。土地勘が衰えてなくて嬉しい(笑)。しかし一歩路地に入ると何が何だか分からんな。

相方の入院についても下ネタにするさまぁ〜ず三村氏。このブレのなさが好きだ。


Alexa Ray JoelはBilly Joelの娘でやはりシンガーソングライターらしい。母親はモデルだそうで、容貌は母親譲りかと思うが、眠たそうな目が父親に似ているかも(笑)。


主旨は『他国人を「民度が低い」と蔑む奴は民度が低い。』である。お説ごもっとも。【引用】民度という言葉の暴力性http://d.hatena.ne.jp/shinmoe/20130917/1379376562

ただ、途上国は交通民度が低いなとはドキュメンタリー番組などを見ていて思う。日本もかつてはカミカゼタクシーなんて呼ばれた時代もあったしなぁ。

都内の多車線道路を走るとき、車線変更の時に遠慮していると予定外の方へ曲がらなければならなかったりするので、ちょっとのすき間に強引に車をねじこませてもらうことがあるから、昔とさほど変わってないかなぁ・・・。

この車間にねじ込みはお互い様らしく、入れてくれない不親切な車はほとんどないから、それはそれで円滑な交通マナーなのかもしれない。


新型フィットのサイト覗こうと思ったらFLASHが重い重い。あほらしくてブラウザ閉じたが、バカジャネーノ?とオロゴン風に思った(笑)。もっとアクセシビリティを考えるべし。


両親の仲人は元々は母方祖父一家のご近所さんである。父の職場の先輩ではあるが直接の上下関係ではなく、同じ地方出身ということで出入りさせて頂いていたらしい。面倒見のいい人で、のべつ出入りする若い者が食費を圧迫し、実家を売ったとかいう話だが、言わば書生の面倒を見ていたようなものかな。

昔は、地方から出てきてある程度の出世を遂げた人は後進の面倒を見るのが当たり前だったのかも知れない。古き良き時代の人間関係を思わせる話だが、それにしても家を売っちゃうとは・・・(笑)。


病院王の徳田パパは異形の傑物としてある種敬意を覚えるが、どうも世の中の規範からフリーな気がする(笑)。パパが療養する病院には先月も母が入院していたのでつい肩を持ちたくなるが・・・。


なんだ、ユイちゃんもう復活しちゃったのか(笑)。