本・花・鳥(ほん・か・どり)

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五月六日の雲&韓流「シカゴ・タイプライター」

いろいろな雲が見られる日であった。こういう雲が赤くなればさぞかし見ものであったろうが、夕焼けにはならず・・・。



韓流ドラマ「シカゴ・タイプライター」

録画して見ている韓流ドラマ「シカゴ・タイプライター」は、日本統治時代の朝鮮京城(現ソウル)で抗日運動をしていた若者らが現代に生まれ変わり、過去の因縁を解き明かしていくと言うミステリアスな展開だが、適当にギャグも挟み込まれて面白く見られる。

現代に生まれ変わらず、80年ぶりに封印から覚めた幽霊(コ・ギョンピョの演技が秀逸)も出てくるが、光化門の前から総督府が消えていると感激しているのが笑えた。

日本統治の象徴である旧総督府の建物は、戦後は国立中央博物館として使用されていたが、博物館の移転後に取り壊された。まぁ、韓国人にとっては恨みの象徴だったのだろう。

京城帝大なんて単語も出てくるが(登場人物が学生だったようで、旧朝鮮の市民ではエリートであったと思われる)、亡父がここの予科に在籍だったので、そのあたりも感慨深い。

本町という地名もなんとなく聞き知っているが、現在の忠武路から明洞のあたりと注釈が出ていた。何だ、二年前に泊まったあたりだ。

しかしこのドラマは過去の抗日運動が現代に関わってくると言うものだから、ネトウヨ連中にとっては面白くない内容だろうなぁ(笑)。

ドラマのタイトルは、シカゴやらやってきたハングル打ちタイプライターのことだが、ハングルの子音は、組になる母音によって左に配置されたり上に配置されたり、またパッチムになって下に配置されたり、タイプの活字にするには様々な子音の大きさが必要だったろうなぁ。

民放BSは、韓流にしても旅番組にしても異様に通販CMが多く、かなり長く挟み込まれるのが鬱陶しい。録画してCM飛ばしているが、そのうち録画させないなんて暴挙に出ないだろうか(笑)。



ラニーニャが終息したとかってニュースがあったが、だったら今夏は猛暑にはならないかと期待。