本・花・鳥(ほん・か・どり)

本とか植物とか野鳥とか音楽とか

長谷川りん二郎「猫」をデスクトップに。そしていろいろ。

長谷川りん二郎「猫」の絵はがきを貰ったので、スキャンしてデスクトップの壁紙にしている(個人利用目的の複製は著作権侵害にあたらないので)。本物には及ばないだろうが、キジトラがのほほんと寝ている様を目の前で鑑賞できるのは結構幸せだ(笑)。

リンク先はNHK日曜美術館。私的複製は認められているけれど、勝手にネット上に載せることは公衆送信権の侵害になるので、「猫」は公式に送信していると思われるNHKホームページを参照してください。
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2010/0530/index.html

長谷川りん二郎は、実際に目の前にある景物を写生しなければ気が済まない質で、この猫も、書きかけては次に同じ姿勢を執るまで中断していたとか。業を煮やした洲之内徹が強引に買い上げていったそうだ(笑)。



堺雅人の顔がにゅっと伸びてくるCMを見ていて、他でも見かけるような顔だなぁ、誰だろうなぁと考えていたら名倉潤だった。あの二人似ているんだろうか(笑)。



中学生の頃、意気がってフォークや洋楽を聴き始め、アイドル歌謡曲に熱中する女子を馬鹿にしていた。今となっては申し訳ない。



角川文庫新刊広告に山田風太郎作品。何度も再評価されている人気作家だが、自分はエログロナンセンスが好みではないのでこの作家とは相性が悪い。明治物なんかはちょっと興味を惹かれるのだけれど。



自虐的な左翼史観は好きじゃないけど、「嫌韓」「媚韓」、「嫌中」「媚中」と言った、二者択一的なネトウヨ思考も嫌い。同じ事象でも見方によって正反対になることがある。歴史認識も同様だろう。自分が実際に見聞していないことについて「これが真実」と決めつけるのは僭越だと思う(大○健三郎とかゴ○マニズムとか)。立場が違うのだから、中国や韓国と歴史認識が食い違うのは当たり前。日本は日本の誇りを持って堂々と主張すればよい。

最も長寿の人だって110才程度なのだから、明治維新前のことが真実だったかどうかなんて資料の上でしか分からないことだ。信長の実在を疑う人はあまりいないだろうけれどね。