本・花・鳥(ほん・か・どり)

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61歳の自動二輪小型AT免許挑戦記⑧検定不合格

自動二輪小型AT免許教習の卒業検定だった。


自信がないのは一本橋である。前回の教習で偶然にも三回成功したのでみきわめを貰えたが、一向に成功するイメージが湧かない。一本橋のことを考えるとひたすら萎縮する感。もう一時間規定オーバーして練習の時間を取りたかったくらいなのだ。


さて、同じ時間帯の検定は7人いたが、小型からということで2番のスタート。1番は30代くらいの女性で、緊張するねぇと少し話したが、彼女は前回の検定で一本橋脱輪しており、二回目の検定ということだった。お互いの健闘を祈りつつ検定スタート。


一本橋は発着点の前にあるので、1番スタートの彼女の一本橋を見られる位置だったが、スムーズに渡り切っていてあやかりたいと思った。


彼女が終わって自分の番になった。検定コースはすべて記憶したが、後ろから無線で検定員が指示してくれるので、それほど焦って覚えなくても良かったかもしれない。まぁでも、事前に知っていれば余裕を持って走行できるだろう。


ほとんどの箇所は問題なく通過できたが、鬼門の一本橋で失敗した(一発不合格決定)。乗り上げたらあっという間もなく右に車体が流れていって脱輪。昨日から♪一本橋落ちた 落ちた 落ちた(ロンド橋のメロディで)という不吉なフレーズが脳内に流れていたが的中してしまった。練習中の教習生が何度も難なく渡っていて、何が違うのかと疑問だが、技術の問題であろうかなぁ。


よその自動車学校の指導員が教習人間バタイダーZというヒーロー物パロディの教習動画を公開していて、一本橋は単なる細い一本道をスーッと通るだけ的なことを言っているのだが、苦手な人間にとってはなかなかそうは行かないんのである。


他の受験者の検定が終わり、結果が出るまで2時間くらいかかるので、待合室でひたすら待機。どうせ不合格は分かっているので楽しい時間ではなかった。不合格を告げられる際、走行の問題点を指摘されたが、右折で交差点の中心をかなりショートカットしている由。次回の検定では気を付けよう。


補修教習と次回検定の予約をして来た。8月末までは何度でも補修教習と検定を受けられるオプション付けているけど、次回こそなんとかしたい。


この緊張と不安は相当なもので、検定に合格できたら次は普通二輪免許が欲しいなんて考えていたが、そんな贅沢は言うまいと思ったことである。


免許が取れても乗れないけれど気になるバイク スズキGN125

かつてはスズキが出していた125のアメリカンだが、現在は中国メーカーがスズキブランドで出しているらしい。何とも懐かしいスタイルで価格も安いが、マニュアル免許がないと乗れない。
https://www.goobike.com/maker-suzuki/car-gn125/index.html