シュウカイドウ
司馬遼太郎は好きでも嫌いでもない作家だが、娯楽に徹した初期の作品は割と好きだ(一番好きなのは土方歳三を描いた「萌えよ剣」)。。で、一応名作ということになっている「坂の上の雲」を読み始めたのだが、著者の特徴である史実と考察の羅列に早くも嫌気が差している。
オレが歴史小説を読むのは物語が読みたいからであって歴史のお勉強をしたいからではないのだ。でもまぁ、国民作家と呼ばれるほどに人気があったのは、歴史のお勉強が出来るからだったんだろうな。
時代・歴史小説に自分の考察を挟む作家がよくいるのは司馬遼太郎の真似をしているのだろう。悪しき模倣。
2020年10月12日の独り言
帰路に就く頃にはもう夕焼けの季節。スマホだときれいに撮れない。