本・花・鳥(ほん・か・どり)

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富士を眺める箱根旅は突然に

数日前、突如思い立って1時過ぎに家を出立し、箱根へ行ってみた。道が空いていれば1時間半もあれば箱根峠にたどり着けるはずで、富士山と日没が見たかったのである。

行ってみて曇っていたらどうしようかと思ったが、海沿いを走っていたら湘南あたりからも富士が望めた。自宅からだと10数kmしか違わないはずだが、明らかに地元で見る富士より大きい。いいなぁ、湘南・・・(笑)。

順調に走って3時前に到着。富士の見えるポイントを探して大観山方面へ。駐車場のある展望台があり、芦ノ湖と富士を望める絶景であった。一応、ここで富士山写真をキープしてから一度元箱根方面へ。野鳥観察くらい出来るかと思って「やすらぎの森」へ立ち寄ってみたかったのである。

しかし、山の中腹から芦ノ湖へ下る山道は結構な急傾斜で、帰りが大変だろうなぁと青くなったことであった(笑)。エナガくらいしかいなかったけれど、芦ノ湖の湖面ギリギリまで行けたのは面白かった。

大観山には有料道路のレストハウスがあるので、ここで休憩しつつ夕陽の富士を眺めようと思っていたが、なんと16:30で終了なのである。これじゃ真冬以外はここから夕陽の富士は無理じゃないか。

飲食を諦め、また元の展望台へ。ここで1時間ほど粘り、赤く染まる夕陽を眺めるのは至福であったが、日暮れの箱根はとても寒く、この日、平地は夏日であったが、用心のために持っていった薄手のジャケットがなければとんでもないことになっていた(笑)。

6時半頃まで粘り、帰路も1時間半で到着。富士に特化した箱根旅であった。