本・花・鳥(ほん・か・どり)

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東京駆け足観光2 東京ジャーミイ&今日の独り言

東京の病院を受診したら、帰路にどこかしら行ったことのないスポットへ寄り道する。今回は以前から気になっていた東京ジャーミイへ。渋谷区代々木上原にあるモスクだが、日本にあるイスラム施設として興味があった。壮麗な建物なので昨今はテレビで採り上げられることも多い。トルコ大使館の管理下にあり、トルコ文化を紹介する施設でもある。
http://tokyocamii.org/ja/

北の丸から表参道へ出て明治神宮前を左折したらさほどの距離もなく到着したが、近隣の小さなコインパーキングがすべて満車。このまま寄れずに帰らなければならないのかと思ったが、ガード下に大き目の駐車場があってことなきを得た。

扉を開けて中に入ると、受付に(おそらく)トルコ人男性がいて、見学と写真撮影を快諾してくれた(外壁には見学歓迎の垂れ幕がある)。イスラム教というと昨今は過激派テロばかりが喧伝されるが、ほとんどのイスラム教徒は敬虔な信徒であろうし、普通のイスラームの姿を見せたいと考えているのではないだろうか。

トルコの陶磁器なども飾られている一階の設えを眺めていたら、アザーンが流れ始めた。アザーンは礼拝を呼びかける朗詠で、中東の旅番組でよく街角で流れていたりするが、生で本気のアザーンを聞くことになり、迫力に打たれた。

受付の男性に礼拝場も見せて貰えるか尋ねたところ、その扉から二階へ出られるからと教えてくれた。靴を脱いで中に入ると、もう壮麗過ぎてため息。イスラム様式の装飾の美しいこと。やがて受付の男性が礼拝を始めたので、これはあまりジロジロ見るのは失礼だろうと外に出た。ひとの真摯な思いにはこちらも敬虔な気分になる。因みに、日本の寺社と異なり、モスクそれ自体が信仰の対象ではなく、メッカに向かって祈りを捧げる施設という位置づけらしい。

一時間にも満たないイスラム体験であったが、違う文化を見られたことは非常に有意義だった。生物では多様性が言われるが、文化だって多様な方が面白いに違いない(だからレイシストだの排外主義だのは嫌いなのよ)。







2017年8月6日
朝7時前から大声で立ち話しているBBAのうるせぇこと。気遣いのない人間が大嫌い。


三ヶ月ほど前から目の不調があり、ついに意を決して眼科へ。眼科受診は40年ぶりくらいだ。初めて眼圧測定を受けたが、特に何も言われなかったので問題なかったのだろう。色々検査したが、結局ドライアイ。


眼科へ出かけるときにミラーレスを持って出た。いい入道雲だったので写そうとしたらどうも画角が狭く、よく見たら25mmの単焦点だった。画角は狭いが、写りはキットレンズより明らかに上。こうなると広角の単焦点も欲しくなるなぁ。


どうだ凄いだろう的に物を取り出す時に日本なら「ジャーン!」と言うが、韓流ドラマを見ていると同様に짠(チャン)や짜짠(チャチャン)と言っており、若い女の子が濃音(のどを締めて息を吐き出さずに発声する)で짠と言うと非常に可愛い。


車内MP3はオーティス・ラッシュ。歌もギターもかっこいいブルースの人だ。ドロドロしすぎているプリミティブなブルースには及び腰になってしまうが、この人はブルースでファンクでR&Bでロケンロールで、ドロドロさが程よい感じ。

アルファベット順で次はPuffyのFever Fever。真夏の鬱陶しい空気を吹き飛ばす快作だなぁと改めて思う。