本・花・鳥(ほん・か・どり)

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女子力高いミライース来たる

新しいツールは常にワクワクするもので、それは実用軽自動車とて変わらない。納車日、期待に胸を膨らませながらバスを乗り継ぎディーラーへ(笑)。

スマートアシストとアイドリングストップについて説明を受け、ついに車引き渡し。桜色と小豆色の中間くらい(やや紫がかった薄ピンク)の車なので「女子力の高い色ですよねぇ」と担当の営業さんに言ったら、「男性でもあの色を選ぶ人が結構いますよ」ということだった。

ディーラー構内に似たような年式・グレードの同車種が展示されており、引き渡されたマイカーよりは高めの価格なので、それについて聞いてみたら、マイカーは決算セールの目玉商品で大特価だった由。いつもなら12万くらい高いんです、というのはセールストークかもしれないが、悪い気はしない(笑)。

性能や乗り味は試乗で分かっているし、レビューも読んだから特に思うところもない。軽なりにきびきびと走るし、着座点が前の車よりも高く、見晴らし感がある。ただ、シートのサポート性が悪く、横に振られる感じがあった。ま、遠出するつもりもないので、これくらいは問題ない。

スマートアシスト、アイドリングストップ、セキュリティアラームなど、結構ぜいたくな装備を備えているのに、ミラーは手動(上位グレードなら電動もある)、アンテナはロッドで、集中ドアロックもない。そして後席のアシストグリップもない。低燃費化、低価格化のために削れるだけ削った感があるが、まぁ、走行に関わる問題ではないし・・・。後席のアシストグリップはカー用品屋で安く売っていたので後付けしたが、信頼性がどうなのだろう。

アイドリングストップは初めてなので新鮮だが、効いたり効かなかったりがあり(走行状態によって判断するのだろう)、なんだか落ち着かない。今までの車でも手動でアイドリングストップをしてきたが、自動アイドリングストップはミッションが入ったままでもセルが回るので便利と言えば便利。

そして、低燃費も確かに嬉しい。ちょっと長く乗ったら燃費計でリッター16kmまで伸びた。今までだったらよくて12kmだったから、軽の経済性恐るべし。

納車後一週間も経っていないので、これからも美点・欠点が見えてくるだろうが、とりあえずは満足のいく車である。