本・花・鳥(ほん・か・どり)

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楽ではないぞ、ラクナ梗塞。

二週間ほど前から浮遊性めまい(体がふらふらする感じ)、吐き気、頭重感があり、まぁ、自律神経か夏バテだろうとは思いつつ、やはり脳疾患だったら怖いので隣市で検索した脳外科クリニックに行ってみた(市境に居住しているので、隣市の方が土地勘があったりする)。インターネットで初診予約が取れ、当日中にMRI検査もしてくれるのでありがたい。

ただ、昨年出来たばかりのクリニックで、経歴はそこそこ良さそうだけれどどんな医師か分からないのでやや不安だったが、行ってみたら結構混んでいるので一安心だ(笑)。

問診の後にすぐMRIを撮ってくれた。結局怖いものは見つからず、自律神経系のものだろうと言うことだったが、無症候の脳梗塞がひとつ見つかってしまった。

俗に隠れ脳梗塞とも呼ばれるラクナ梗塞らしく、出来た場所によって症状が出たり出なかったりするようで、ひとつくらい見つかったからと言って今すぐどうこうということはないようだが、ネットで調べてみると、将来的に重篤脳卒中を起こすリスクは、梗塞のない人よりは高いそうだ。

検索していたら脳卒中学会の診療ガイドラインpdfがヒットしたので読んだところ、患者に告げる際にはあまり怖がらせないようにと言うようなことが書かれており、まぁ、その程度に考えておけば良いのだろう。

超元気な高齢者で有名な医師にもこの脳梗塞があると聞いたことがあるので(真偽は不明)、あやかりたいものだと思う。

もっと高齢なら血液サラサラ薬を出すそうだが、まだいいでしょうということで、年に一度くらいはMRIを受けてくださいとのこと。吐き気・ふらつきに関しては、我慢しているうちに消えてくれるかもと淡い期待を持つ。ま、悪いものではなかったので安心は安心だが、検査をすると余計な物が見つかってしまうなぁ。

それにしても閉所恐怖症なのでMRIは苦手。オープン型を謳っているが、やっぱり狭いところに入るじゃん!


受診したのは一週間ほど前だが、直後に気持ち悪さを感じなくなっていた。ホッとしたら症状が消えたのかしらんと思っていたが、先ほどより復活。高気圧もあまり関係ないのか・・・。ま、忘れた頃に消えてくれると願いたい。



数日前、雨上がりの雲と青空。