本・花・鳥(ほん・か・どり)

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富士・箱根駆け足観光1 富士山

今まで〇勝三敗の富士山にリベンジするべく、富士五湖方面ドライブへ。

6時40分に出発。2時間もあれば山中湖あたりまで行けるだろうと考えていたが途中の渋滞もあり、9時過ぎにやっと御殿場という状態。先日来の蒸し暑さで空気は霞んでいるし(数十メートル先の小山が薄ぼんやり状態))、富士山見えなかったら帰っちゃいたいと考えていた(宿の予約がなければとりやめにしていたかも)。しかし箱根あたりでやや霞みつつも全貌が見えたので花鳥園まで行ってみることにした。

しかし道のりは遠い。御殿場から山中湖あたりまでは想定内だが、その先が長かった。山中湖、富士吉田、河口湖エリアを抜けるのに一般道を30kmくらい走ったのではないだろうか。田舎道のこととて流れはスムーズだがそれにして気分的にくたびれる。

貧乏性なので、時間が足りなくなったら困ると思って寄り道が出来ない。よって山中湖エリアはパス。まずいちばん遠い目的地へと思ってしまい、結局時間を持て余したりするが。

花鳥園を楽しんでから本栖湖を横目で見て西湖・山中湖で写真を撮るが、精進湖・河口湖は見ることもなく、よって富士三湖観光だった。


冬場で空気が済んでいると横浜市の西の外れからもくっきりとした富士山が拝めるが、何しろ迫力が違う。足元から立ち上がる富士山を見上げるのはやはり贅沢だ。そして、すらりと伸びた山容はとても美しいのを実感する。

箱根と御殿場の境、乙女峠より。


道の駅すばしりにて


道の駅なるさわにて


道の駅朝霧高原にて。屋根の窓が笑っている。


西湖 根場(ねんば)浜にて。


山中湖親水公園にて


御殿場の乙女駐車場から富士山が見られるらしいという情報を仕入れたので行ってみたら、図らずもほぼダイヤモンド富士状態だった。


駐車場のベンチに座って暮れゆく富士と対峙しているのはとても贅沢な時間だ。もっと暗くなるまでいたかったが、周りに人がいなくなって不安なので明るいうちに引き上げた。


翌朝の乙女駐車場にて。霞んでいる。


翌朝の乙女峠にて。



もう梅雨に入ってしまったし、梅雨が明ける頃には残雪も消えているだろうから冠雪の富士を見るにはギリギリのタイミングだったのではなかろうか。ラッキーだった。今度は空気の澄む頃に逆さ富士を撮りたいものだ。