BSで「中川家礼二の鉄学の時間」という番組が始まり、鉄ヲタ芸人の番組なら面白そうだと思って視聴。初回はいすみ鉄道社長に中古車両の値段を聞きに行くというもので（出来れば礼二自身が購入したいという体）、JR西日本から購入した国鉄気動車キハ５２中心の話題。
この手のものは、本体価格より輸送費や改造費などがかなりかかるだろうなと思ったら大体そんな感じだった。しかも、鉄道の車検費用は一回2000万とかで、維持費がべらぼうにかかるのだ。
このキハ５２は大変に人気があって鉄道ファンを集めているとか。この社長は公募で選ばれた人だそうだが、どうも社長自身が鉄ヲタで、鉄道ファンの注目を引く企画を次々打ち出していると思える。どんな人物か興味があるので検索してみたら、航空会社から転職した人だった。ファン心理と運輸実務の両方を知っている訳だ。それで経営を立て直しているらしいから納得。
↓いすみ鉄道社長のブログ
http://isumi.rail.shop-pro.jp/
鉄道番組を見ていると、電化されていない地方線の車両にキハという略号をよく見る。キは気動車で、これはディーゼルを内蔵しているというのは分かりやすいが、ハがよく分からなかった。検索してみたら普通列車ということらしい。イロハの順に付けていったようで、現在はグリーン車が「ロ」だが、戦前、グリーン車は二等車と呼ばれ、更に上の一等車があったという話を、鉄道省職員の娘である母から聞いたことがある。
元国鉄の経理屋のせがれのくせに「鉄」趣味ではないので、こういうことには疎い（笑）。あ、両方の祖父とも戦前の鉄道屋だったことに今気付いた。
