本・花・鳥(ほん・か・どり)

本とか植物とか野鳥とか音楽とか

今日のつぶやき

ツイートしようと思っていたことが結構あったので、ブログにまとめて。

「政権 原発再稼働に前のめり」とか書くくせに、消費増税に関しては全面賛成のあさひシンブンが不思議。

原子力は扱いを間違えると大変に危険な技術だが、鉄道や航空も同じはず。細心の注意と絶妙なバランスの上で安全が保たれているのだろう(それを怠って、たまに大事故を引き起こすが)。某電には危険な技術を扱う能力も責任感もなかったんだろうな。

「裸のフクシマ/たくきよしみつ」を読んでいる。著者は原発から30kmほどの川内村に暮らしていた人。行政の対応がなってないのは分かっていたつもりだけれど、いかにインチキだったか寒々しいほどだ。ただしもちろん、狂信的な放射能アレルギーではありません。

裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす

裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす

将来的には脱原発の方向に賛成だが、今すぐってのは無理でしょう。関電への株主提案「即時廃止」は、補完する対案があってのことなら分かるけれど、単に注目を集めたいだけに見える。

第一次大戦後の閉塞状況下、ヒトラーは、鬱憤の溜まった大衆の支持を巧妙なアジテーションで集めた、というのが通説だろう。大阪市長をこれとダブらせる論調をよく見かけるが、既成政党に失望した人たちの人気を集める塾長の弁舌を見るとなるほどなぁと思う。ひとを熱狂させることの出来る人間をカリスマと言うんだろうなぁ。

小笠原の希少な樹木の枝が折られているというニュースがあったが、心ない野鳥写真愛好家が撮影の邪魔になる枝をよく折ったりするので、この手の連中の仕業かなと思う。

世界遺産登録後、よくテレビで小笠原特集をやっていたが、「特有の貴重な自然を守らねばならない」と力説する割に、そういう自然を既得権にしている印象があった(ガイド付きでないと観光できないとか)。そんなところに大変な思いをしてまで行きたいとは思わないな。