江ノ島にはトビがウジャウジャいる。ひとの食べているものをかっさらっていくような真似をするので警戒されるが、これもまぁ野鳥の一種であり、見れば楽しい。
電線のトビは江ノ島山頂付近にて。ピーヒョロローと声がするので上を見たらすぐそこに止まっていた。たとえトビとは言え猛禽類をあんなに近くで見るのは初めてで、なかなか得難い体験だ。
上空の猛禽類がトビかトビでないかを識別するのはわりあい簡単である。尻尾が少し凹んだ三角形をしていたらトビだからで、その他の猛禽類は尻尾が大概同じ形なので識別が難しい。
探鳥会でご一緒した野鳥イラストレーターさん（タカに関する本の挿絵を担当された）にタカの識別についてお聞きしたところ、模様や尻尾の形も大事だが、翼の縦横比とか回転数とかも手がかりとして重要だという話を伺った。
以上は上空を飛んでいる場合で、もしこのトビのように間近に止まっていたとしたら、自分のような初心者にはなかなか見分けられなさそうだ（笑）。
♪I'd rather be a sparrow than a snail Yes i would, if i could,（という気分で（笑））
