本・花・鳥(ほん・か・どり)

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第一回冬羽

昨日は天候も良くないし、期待しないまま近所の遊水地公園へ。ここはさほど水害があるとも思えない二級河川に手を加え、広大な水溜を作っちまったところで、ビオトープ(自然創出区域)なんてものもあるが、水辺から遠く隔てられているので、あまり近くでは観察できない。それはそれで野鳥にとってはいいことかもしれないが・・・。

まず目に付くのはいつもカワウとコサギアオサギハクセキレイくらいで、他の鳥は探さなければ見えてこない場所だが、昨日は追いかけっこをするイカルチドリとか、第一回冬羽のハクセキレイとか、この秋初めてのマガモとか、稲に群がる多数の雀とか、かなり面白いものが見られた。

ハクセキレイは顔が黄色いので、「すわ、初見のセキレイ類か!?」と意気込んだが、検索してみたところ第一回冬羽と判明。そこらをチョコマカ歩いている愛嬌のある鳥がハクセキレイという名前の野鳥であると認識してから20年くらい経つが、顔の黄色いのを見たのは初めてだった。



昨日確認した鳥
マガモカルガモイソシギイカルチドリカワセミアオサギコサギ、カワウ、カイツブリハクセキレイセグロセキレイハシブトガラス、スズメ、ドバト、モズ(声)、コジュケイ(声)、キジ(声)、ヒヨドリシジュウカラ(声)。
以上19種。