本・花・鳥(ほん・か・どり)

本とか植物とか野鳥とか音楽とか

図書館にて

大きな音声が苦手だ。一緒にテレビを見ていても、ひとがちょうど良いという音量が不愉快になる。これは耳がいいというより騒音に対する耐性が弱いのだと思う。だから映画館やライブも苦手で足を運べない。

昨日、図書館で雑誌を見ていたら、隣の席に座った子供(5〜6才ほどか)の声が耳に響いて不愉快だった。子供は空気を読まないから(読む必要もない(笑))、大好きらしい鉄道雑誌を見ながら、のべつ「ねぇ、これNゲージ?」などと父親に話しかけるのである。取り立てて大きな声でもないが、子供の高い声は耳に突き刺さる感がある。つい顔をしかめたりしたせいか、父親の方は気を遣って小声で話していたが、そのうち子供が「パパ、もっとしゃべって」と言い出したのはおかしかった。

「ここはしゃべる所じゃないから。しゃべりたいなら帰ろう。」と父親に言い含められて多少静かになり、そのうち席を立ったが、親子の間を断絶させてしまったようで、悪いことをしたかなとちょっと反省。