本・花・鳥(ほん・か・どり)

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北鎌倉 浄智寺

関東南部での紅葉はあまり期待していないのだが、最近、鎌倉が紅葉の名所としてテレビなどでよく紹介されており、気になって藤沢への所用がてら出かけてみた。今回目指したのは北鎌倉の浄智寺である。

以下はウィキペディアより。

浄智寺(じょうちじ)は、神奈川県鎌倉市山ノ内(やまのうち)にある禅宗の寺院で、臨済宗円覚寺派に属する。鎌倉五山第4位。山号金峰山(きんぽうざん)と称する。本尊は阿弥陀如来・釈迦如来弥勒如来の三世仏で、それぞれ過去・現在・未来を象徴する。境内は「浄智寺境内」として国の史跡に指定されている。鎌倉幕府第5代執権・北条時頼の3男である北条宗政(1253〜1281)の菩提を弔うために、弘安6年(1283年)に創建された。

鎌倉一帯は狭い町並みであり、駐車場事情は非常に悪い。駐車場があっても観光地のこととて割高でもある。しかし、中途半端に近いところから公共交通機関を乗り継いでいくと、交通費が馬鹿にならず、勢い、境内に駐車場のある寺院ばかりを見て回ることになる(寺院の駐車場が有料のことも多いが)。

その点、特に狭まった北鎌倉では珍しく無料駐車場のある浄智寺は非常にありがたい。今まで来たことがなかったのが惜しまれる・・・(笑)。山全体を境内としているような閑静な寺院で、寺域は限られており、凝った庭がある訳でもないが、本堂を回遊できるようになっていて閑寂な雰囲気を楽しめる。それほど真っ赤な訳ではないが、紅葉も鮮やかだった。鎌倉七福神布袋尊も拝見してきたので、良いことがあるかもしれない。