便所飯という言葉を最近の新聞で知った。学者が書いていたもので、昨今の若者は、一人で食事をしていて「友達のいない奴」と思われるのが嫌さに、トイレに籠もって食事をすることを言うそうだ。都市伝説だという説もある一方、確かにそういう傾向があるという結論だった。
下記に詳しく出ているが、ちょっと笑える(笑)。
http://b.hatena.ne.jp/entry/3014097
自分の学生時代（大学は横に出てしまいましたが(汗)）、一人で食事することは別に苦にならなかった。友人が少ないのは今も同様だが（知人はそれなりにいる）、むしろネット上の交流の方が頻繁で、気分的にはかなり親しくお付き合いさせて頂いている。
いっとき、若者の「携帯依存」「メール依存」などが言われたが、誰かとつながっていないと不安でいられないというのがこの依存の症状だろう。「便所飯」の若者は、メールにはすぐに返信しないと落ち着かないらしいが、誰かとつながっていないと不安というより、誰かとつながっていないオレが不安なのかも、と思ったりする。一人でいることに耐えられないのはネット社会の弊害かだろうか。
それにしても便所飯とは、何とも即物的で下劣で、かつ本質を衝いた言い回しかと思う(笑)。
