檀家になっている寺で行事がありました。
熱心な仏教徒ではなく、寺請け制度の名残である檀家制にも疑念を持つ方ですが、民俗文化としての宗教には興味がありますので、それなりに面白く拝見して来た次第です。
墨染めの衣を着た僧侶が20人ほども並んで読経を響かせるのはかなり迫力でした。節回しに胡弓のような小節があり、さすが大陸伝来だなぁと思いますが、陶然としてくる感じはやっぱり一種のトランスミュージックなのかも知れません
餓鬼に布施をするということで、水と米を撒く動作もあり、こういう体験も初めてでした。先祖に感謝し、謙虚な気持になれるのがこういう行事のメリットかも知れないと思います。ただし、すぐに忘れるんですがね(笑)。