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くわがたくん1号

昨日、念願(?)の入れ歯が出来てきました。

歯科医の言うところによれば「入れ歯というのは食べやすくするものでも、しゃべりやすくするものでもなく、残った歯並びを変えないためのものである」ということで、認識を新たに致しました。

とは言え、大きく開いた隙間に硬い食べ物が挟まると結構痛かったりしたので、それが多少は楽になったような気がしますし、同様に舌が隙間からはみ出してややしゃべりにくかったのも是正されたような気がします。

初めて装着した時に、思ったほどの痛みもきつさも感じず、こんなものだったかと思いました。「入れ歯を装着した時には100%不満が出るもので、それを少しずつ調整していきましょう」という歯科医の弁ですが、現在のところさほど不満もないような・・・。

違和感はどうしてもありますが、まぁこれくらいは我慢のうちでしょう。新しい眼鏡だって最初のうちは目がクラクラしますが、いずれは目の方を慣らせてしまいますし、似たようなことが口内にも言えるようです(敏感すぎる人でどうしても慣れない人がいるということでしたが・・・)。

ただ、寝る前に外した時にはやはり解放感を覚えまして、変な例えで申し訳ありませんが、女性の上半身用の肌着の窮屈さに似ているのかも、などとも考えました(汗)。

昨日、歯科医院で装着の練習をした時も、家に帰ってから歯磨き時に入れ外しした際も特に問題なくすんなりできたのに、本日の朝はどうしてもはまりにくうございまして、何としたことか!とやや焦っておりましたが、入れ歯の上下を間違えていたのでございます。「ほほ側がとがっていて、疑似歯のある方が下」と考えながらでないとなかなか上手く入らないのが初心者の悲しさというもので・・・(笑)。

隣の歯に引っかけて支えにするバネをスクラブというみたいですが、これが前歯に被さるのを気にする人もいるらしく、疑似歯茎の内側を大きく奥歯の方へ引っ張り、見えない部分にバネをひっかける方式もあるそうです。私の場合は左の奥から4本目なのでよほど大きく開けない限りは大丈夫そうですし、今更気にしても仕方ありません。自費の入れ歯では、このスクラブを使わないスマイルデンチャーというのもあるようです。