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ガンダーラ仏

画像はウィキペディアのマルチメディアコモンズから拝借してきたガンダーラ仏。オリエンタルな美しさがあり、とても好きな仏像彫刻です。上はシッダールタ王子だそうで、つまりお釈迦様でしょうか。

日本画家の平山郁夫氏はガンダーラ仏関連のコレクションを多数所蔵していまして、10年ほど前に鎌倉市に寄贈されたというニュースを見たように思います。展示施設を建設できずお蔵入りになっているという話だったと思いますが、検索してもこの関連の話題は見つかりませんでした。覚え違いだったのかも・・・(汗)。

これが本当の話だったら、是非ガンダーラ仏の実物を拝観したいものですが。



下記はウィキペディアより「ガンダーラ」に関する記述。

ガンダーラ(Gandh?ra, Gandhara, Ghandara, Ghandahra, Chandahara, ペルシア語; Gandara)は、現在のアフガニスタン東部、およびパキスタン北西部にあった古代王国。カブール河北岸に位置し、その東端はインダス川を越えてカシミール渓谷の境界部まで達していた。(Political History of Ancient India, 1996, P151)

ガンダーラの王国は紀元前6世紀〜11世紀の間存続し、1世紀〜5世紀には仏教を信奉したクシャーナ朝のもとで最盛期を迎えた。1021年ガズナ朝のスルタン・マフムードにより征服された後、ガンダーラの地名は失われた。イスラム支配下ではラホール、またはカブールが周辺地域の中心となり、ムガール帝国支配下ではカブール州の一部とされた。