時宗総本山遊行寺は車で行ける距離にありまして、広大な敷地内に色々見どころがあるため、時折訪ねています。
境内の大銀杏が圧巻。人が手をつないで取り巻いたら３〜４人は必要なのではないでしょうか（樹齢は３００年〜７００年と諸説あるとか）。今頃にきれいに色づき始めます。
遊行寺は鎌倉時代の創建だそうで、開祖は一遍上人。諸国を巡り歩いて念仏を説いたところから「遊行」の名があるのでしょう。寺の中で一番偉くなると遊行上人として諸国行脚をしなければならず、それを皮肉った川柳があったとか。遊行上人を退いて遊行寺内に定住すると「藤沢上人」となったそうですが、現在は遊行上人と藤沢上人が兼任だそうです(笑)。
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中世の放浪民に激しく魅了されるワタクシにとって、遊行僧などという存在は大変に興味のあるものでございます。そういう僧侶の大元締めがわりあい近所にあるなんて、なんて嬉しいのでしょうか！。
