本・花・鳥(ほん・か・どり)

本とか植物とか野鳥とか音楽とか

富士・箱根駆け足旅行4 富士花鳥園の植物

植物と鳥が展示されているという富士宮市の富士花鳥園は以前から行ってみたかった。富士国際花園と称した当時に観覧したことのある老母は「鉢が飾ってあるところをフクロウが飛んでいるだけで何も面白くない」と雑言を吐くが、興味の持ちようが人それぞれで…

富士・箱根駆け足観光2 西湖野鳥の森公園&ヒオウギチョウ

青木ケ原樹海の一画に野鳥観察施設が設けられているので行ってみたら下記の如き張り紙が・・・。野鳥観察施設で餌やり推奨しているとは驚きだ。 樹海の一部。もちろん奥の方などへは行けない。溶岩の上に森林が出来るってすげえ。 建物に止まっていた蝶はヒ…

富士・箱根駆け足観光1 富士山

今まで〇勝三敗の富士山にリベンジするべく、富士五湖方面ドライブへ。6時40分に出発。2時間もあれば山中湖あたりまで行けるだろうと考えていたが途中の渋滞もあり、9時過ぎにやっと御殿場という状態。先日来の蒸し暑さで空気は霞んでいるし(数十メートル先…

人、旅に暮らす/足立倫行

30年近く前に書かれたノンフィクション。ずいぶん前から読みたいと思っていたが絶版で、図書館で見つけることが出来た。タイトルの通り、あちこちを渡り歩く稼業の人間を採り上げている。題材は、競輪選手、錦鯉の仕入れ人、スリ専門の刑事(一日中、電車…

宮城二泊三日の旅5 石巻を守るヒーローたち

石巻では10年ほど前から近隣出身の石ノ森章太郎の漫画で町興しを画策していて、石ノ森萬画館という巨大な展示館を作り、石ノ森漫画のヒーローを街角に立たせている。トヨタのCMでビートたけしとキムタクが東北を旅するシリーズの石巻篇では「石ノ森章太郎さ…

宮城二泊三日の旅4 蛇田矢本ウロウロ&さらば石巻篇

二泊目は蛇田のルートイン。1000円の違いで設備の快適さが全然違うが、郊外型の展開なので街中の面白さはない。そういえば夜の石巻を散策したかったなぁ。いち早く復興したのは歓楽街だというのは叔父からの情報。翌朝のバイキングはメンチカツに焼きそばと…

宮城二泊三日の旅3 合同法要&万石浦

朝食が別のホテルになるので、朝も少し立町周辺を徘徊。街中の中心部にも被災の後が残っている。二日目、法要が執り行われる門脇町の西光寺へ。ここも大きく被災したが、本堂の二階に避難して助かった人も多かったと聞く。一階には相当に泥が流れ込んだだろ…

宮城二泊三日の旅2 石巻徘徊篇

二時間ほどで松島を切り上げ、石巻へ。叔父宅のあった南浜町へ立ち寄ったが、相変わらずののっぺらぼうな土地と、堤防付近に見える瓦礫の山。廃車の積み上がったところも通ったし、なんでこんな状態なんだと何とも切ない心境になる。がれき受け入れ反対って…

宮城二泊三日の旅1 松島寄り道篇

病没した叔父の三回忌、津波で未だに帰らない叔母と叔母の妹夫婦の一周忌を併せた合同法要があり、二泊三日で石巻及びその周辺へ行ってきた。宮城の大衡村で生産されている新型カローラアクシオに乗って宮城県へ。気分はFUN TO DRIVE AGAINである。初日は松…

秋保温泉

秋保温泉は仙台市太白区にある温泉郷で、仙台の奥座敷と呼ばれており、確かに緑深い渓谷の温泉には風情がある。宿泊したのはヴィラ瑞鳳。瑞鳳の別館で、全室シングルのビジネスホテルの作りで激安だが(一泊朝食付き5000円)、本館の施設が使えてありがたい…

仙台散策 宮城県美術館

石巻での葬儀の前日に仙台の奥座敷・秋保温泉に宿泊したため、仙台を散策。宮城県美術館に寄ってみた。小企画展は「宮城の画家 大沼かねよ・二宮不二麿・加藤正衛」。どれも知らない画家だが、社会的なテーマを描く大沼かねよの作品には迫力があった。常設展…

石巻へ

三月の大津波で行方不明となった叔母の葬儀兼叔父の一周忌に出席するため石巻へ行ってきた。父が若いうちに東京に出てきて自分は神奈川育ちだが、以前、祖父母の家は津波で壊滅した南浜町にあったので子供の頃に二度ほど訪れている(祖父の死後、本家の伯父…