本・花・鳥(ほん・か・どり)

本とか植物とか野鳥とか音楽とか

ソウル・ファンク

ヤマガラとかパーラメントとか独り言

一週間ほど前、近隣の公園をウロウロしていたらヤマガラが目の前に降りてきた。なんてラッキーな日。 車内MP3は現在パーラメントを演奏中。ジョージ・クリントン率いる強力ファンク軍団であるが、同様なプロジェクトであるファンカデリックやPファンクとの差…

Shirley Scott & the Soul Saxes

2年ほど前に出た1000円ジャズシリーズの一枚。ファンキーなジャズオルガンに、ファンキーな三人のサックス奏者(キング・カーティスしか知らないが)が絡んで、スタンド・バイ・ミーやゲットバックなどのスタンダードをノリノリで演奏しまくるご機嫌なジャズ…

Blacknuss/Roland Kirk

異能のサックスプレーヤー、ローランド・カークの魅力がたっぷりつまったファンキー・ジャズ。カークは一部的に怪人と呼ばれたりするが、二本のサックスを咥えて演奏したり、フルートを吹きながらハミングしたり、歌いながら鼻でフルートを吹いたり、とにか…

Mourning in the Morning/Otis Rush

ブルースである(P・バラカン氏はブルーズと発音)。ジョン・リー・フッカーのベスト盤くらいは持っているし(映画ブルースブラザーズで「ブーン・ブーン・ブーン」とご機嫌に歌っていたおじさん)、アメリカのポピュラーミュジックのルーツでもあるし、特に…

Look-Ka Py Py/The Meters

ミーターズはニューオリンズのファンクバンドで、アーロン・ネヴィルなどが関わっていたらしい。詳しいことは知らないが、時折バラカン氏の番組でかかったりするので気になっていた。本作はミーターズの二枚目アルバム。ホーンが大好きなのでホーンのないフ…

Briefcase Full of Blues/The Blues Brothers

映画で有名な「ブルース・ブラザース」だが、元々はアメリカのコメディ番組サタデーナイトライブのネタである。ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドがブラックスーツ姿でジョリエット・ジェイク&エルウッドのブルース兄弟に扮し、ノリノリの演奏を繰り広…

The Best of Georgie Fame

Giorgie Fameについては正体がよくわからない。FMで聞いて70年代ソウルっぽい曲調に興味を持ち、検索してみたが、○○歌手というジャンル分けがどうも出てこない。ウィキペディアの「ジョージィ・フェイム(Georgie Fame, 本名Clive Powell, 1943年6月26日 -…

A Change Is Gonna Come/Jack McDuff

ファンキーなオルガンが炸裂するジャズファンク。ジャズの廉価盤レーベルから出ているが、ジャズというよりインストファンクの趣。この手が大好きなのでもう感動モノである(笑)。表題作のA Chnge Is Gonna Comeはサム・クックの名曲。公民権運動を主題にし…

The Essential Harold Melvin & the Blue Notes

ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルーノーツのベスト盤。FMで聴いて気になり、購入してみた。彼らのサウンドは、メロー&スウィートであったりノリノリであったり、或いはディスコっぽさがあったり、いかにもフィリーソウルっぽい。どちらかと言えばコテコテ…

Ultimate O'Jays

The O'Jaysはいわゆるフィリーソウル(フィラデルフィア・ソウル)のボーカルグループであるらしい。ブラックミュージックは好きだがさほど詳しくなく、このグループも最近になって知ったものである。おそらくバラカン氏のFM番組か、NHK-FMのザ・ソウルミュ…

VOODOO/The Dirty Dozen Brass Band

ニューオリンズファンクの第一人者The Dirty Dozen Brass Bandの割合初期の作品。ドクター・ジョン、ディジー・ガレスピー、ブランドフォード・マルサリスと言った大物がゲスト参加している。セカンドラインという形式は葬列に連なるブラスバンドらしいが、…

Ray Charls at Newport

レイ・チャールズがニューポートジャズフェスティバルに出演した際のライブ盤。ファンキーなホーンバンドをバックにどす黒く歌っている。代表曲の「わが心のジョージア」「愛さずにいられない」などしか知らないので、レイ・チャールズというとハートフルで…

バラカン・ビートにてコーネル・デュプリー追悼特集を聞く

昨日、コーネル・デュプリーの死亡記事をネットで見た。このギタリストについて詳しく知っているわけではなく、ジャズとR&Bの垣根を越えて活躍したサックス奏者キング・カーティスと共にアレサ・フランクリンのバックバンドを務めたフィルモア・ウェストにお…